バイオ医薬品(CMC)マスターコース(全6コース)<管理手法(製造管理及び品質管理)とCTD作成/データ提示>【オンデマンド配信】
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 医薬品技術 バイオ技術一般 医薬品・医療機器等規制 |
開催エリア | 全国 |
~同等性/同質性・規格試験法設定・特性解析・不純物管理・試験法設定・CTD作成~
このセミナーは2020年11月~2021年5月にかけて開催したセミナーの【オンデマンド配信】です。 ※(全6コース)2か月間・動画をいつでも何回でもご視聴いただけます。
日時
2025年5月29日(木) まで申込受付中/視聴時間:各コース:約4時間30分程度(コース6のみ:約9時間)
セミナー講師
【略歴】現職海外の開発型製薬会社からの導入案件のDue-DeliにCMC関係の品質保証アドバイザーとして製造所並びにGMPドキュメントの現地確認作業への参画、開発初期のバイオ医薬品のCMCに係る品質システム/品質リスクマネージメントのプロジェクトマネージメントの支援、数品目のバイオシミラーのPAI前の海外CMOでのGMP適合性の事前確認、輸入製造販売承認品目に係る導入元のCMC担当者との調整を含むCTD作成支援、CMC関連の教育訓練セミナーなど、様々な医薬品開発関連業務の支援を行っております。
前職までの略歴グローバル開発型製薬会社にて約25年を医薬品開発(CMCのchemicalとcontrolを主に)に携わり、低分子の新医薬品製造承認申請に関する構造決定・物理化学的性質検討・規格及び試験方法の設定、安定性試験を担当し、申請資料の作成・当局対応を経験し、数品目の自社開発新医薬品の製造販売承認取得に貢献しました。また、他社でグローバル開発された検体との共同開発にも参画し、CMC関連のドキュメント整備、当局対応を行い、数品目の製造販売承認取得に貢献しました。更に、二つの自社開発のバイオ医薬品の無血清培養製法への変更申請に参画し、製剤の処方変更を含むCMC関連の申請関連資料の作成(欧州申請を含む)を担当しました。更に、約15年を品質保証部門で主に治験薬の品質保証に携わり、低分子医薬品及びバイオ医薬品に関する治験薬の品質保証責任者(逸脱対応、変更管理、出荷判定、原薬・製剤・原材料の製造所への監査)あるいは自社開発の抗体医薬品の欧米申請プロジェクト、投与経路・用法変更に伴うグローバルな剤型追加変更申請プロジェクトに参画するとともに、グローバル開発検体の原薬・製剤の様々な海外CMOのGMP適格性確認(監査、バッチレビュー)を担当しました。
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
231,000円( E-mail案内登録価格219,450円 )
※上記金額は、【テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】価格です。(全6コース)1名申込みの場合:受講料( 定価:231,000円/E-Mail案内登録価格 219,450円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※お申込みフォームで【テレワーク応援キャンペーン】を選択のうえお申込みください。※他の割引は併用できません。
受講について
オンデマンド配信の受講方法・視聴環境確認
- 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み後すぐに視聴可能です。S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
- 視聴期間内にご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
- 以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】 ≫ 視聴環境
配布資料
- 製本テキスト※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
セミナー趣旨
このセミナーは2020年11月~2021年5月にかけて開催したセミナーの【オンデマンド配信】です。<各コース別にお申込みも可能です。(各コースページよりお申し込みください)>
■コース1(バイオ同等性) 『バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価』~変更時に担保すべき同等性/同質性の評価対象~ ■コース2(バイオ規格) 『バイオ医薬品における規格及び試験方法の設定と安定性試験(長期保存試験)による有効期間の設定』~規格の設定の妥当性:提示するロット分析の結果の取り扱い~ ■コース3(バイオ特性解析) 『バイオ医薬品(抗体医薬品)の特性解析・構造決定と得られたデータの品質管理への活用』~規格及び試験方法:抗体医薬品の審査報告書及び日局の収載例を交えて設定のポイントを解説~ ■コース4(バイオ不純物) 『バイオ医薬品の不純物管理』~MCB/WCBの特性解析とウイルス安全性を含む製造工程由来不純物の製造管理及び品質管理並びに目的物質・目的物質関連物質・目的物質由来不純物の不均一性を考慮した製造管理及び品質管理~ ■コース5(バイオ試験法) 『バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法』~バラツキの原因の把握と判定基準/規格設定の妥当性根拠と室内再現精度との関連性など~ ■コース6(バイオCTD:Part1,2) 『バイオ医薬品のCTD(CMC):妥当性の根拠とまとめ方【Part1,Part2】』【Part1】『「製造方法」及び「構造決定・特性解析及び不純物」のまとめ方』【Part2】『「規格及び試験方法」及び「分析法バリデーション」のまとめ方』
セミナープログラム
※各コース別の申込みも可能です。(各コースページからお申し込みください)※
■コース1(バイオ同等性) 『バイオ医薬品における製法・試験法変更と担保すべき同等性/同質性評価』 ~変更時に担保すべき同等性/同質性の評価対象~<担保すべき同等性/同質性の評価対象の特性解析の方法並びに変更管理の重要性を当局の視点を交えて解説>■製法変更における同等性/同質性の評価 ・製造方法とプロセスコントロール ・バイオシミラーの当局審査のポイント ・評価手順:製造指図と変更(重要工程と工程パラメータの設定) ・プロセスバリデーション(適格性確認、継続的プロセス検証)■試験法変更における注意点 ・品質管理に必要とされる精度確認 ・分析法バリデーションと試験法変更 ・試験法の技術移転事例(HPLC,bio-assay)<主旨>ICH-Q11(原薬の開発と製造)、ICH-Q8(製剤開発)、ICH-Q5E(製法変更と同等性)をベースにバイオ医薬品の製造管理及び品質管理における変更時に担保すべき同等性/同質性の評価対象の特性解析の方法並びに変更管理の重要性を当局の視点を交えて解説する。<ねらい>バイオ医薬品(原薬・製剤)の製造管理(制御因子とモニタリング)の要件の把握バイオ医薬品(原薬・製剤)の品質管理(目的物質の評価)の要件の把握バイオ医薬品の特性解析(不均一性並びに不純物の評価方法)の要点の理解
■コース2(バイオ規格) 『バイオ医薬品における 規格及び試験方法の設定と安定性試験(長期保存試験)による有効期間の設定』 ~規格の設定の妥当性:提示するロット分析の結果の取り扱い~>> 開発期間中に実施する頑健性の検討を踏まえて試験方法を設定する際の承認申請書に記載すべき内容を示し、ラボのSOPとの差異を含めて解説>> 承認書に明記される「規格及び試験方法」の試験に用いる資材について、頑健性の検討内容を含めて“相当する”と判断する根拠を質問された場合、変更管理の手続きを含めて適切に回答できますか?>> 有効期間の予測と有効期間を設定した場合の品質の許容変動範囲を規格設定に盛り込める試験項目(非臨床・臨床試験結果と試験に供した被験薬の品質に基づいて設定できる場合)と盛り込めない試験項目(タンパク質量、或いは結合活性による生物学的活性試験など試験の本質で有意な変性・変質が判定できない場合)について解説>> 長期保存試験が継続中のデータをCTDに提示し、審査中あるいは承認取得後に有効期間の延長を計画する場合、 GMPで規定されている年1ロットの安定性調査との関係性は説明できますか?<主旨>バイオ医薬品の品質保証の内,品質管理の要件である「規格及び試験方法」につき,公開されている試験法を交えて設定の要点を示す。また、有効期間の設定根拠である長期保存試験のデータの取り扱いについても併せて説明する。更に、規格の設定の妥当性についても提示するロット分析の結果の取り扱いと併せて説明する。
■コース3(バイオ特性解析) 『バイオ医薬品(抗体医薬品)の特性解析・構造決定と得られたデータの品質管理への活用』~規格及び試験方法:抗体医薬品の審査報告書及び日局の収載例を交えて設定のポイントを解説~< 規格設定の要件と妥当性の根拠の提示方法 >< 特性解析・構造決定手法に基づく規格及び試験方法の設定 >【 このようなことで悩んでいませんか 】・目的物質の一次構造の確認はどのように行えばよいのか?・目的物質関連物質の取り扱いはどのようにすればよいのか?・目的物質・目的物質関連物質・目的物質由来不純物の不均一性の恒常性の説明は?・バイオシミラーの先発医薬品との比較では一次構造の確認だけでよいのか?・バイオ医薬品の特性解析・構造決定のデータは、標準物質の設定と区別できるか?・常用標準物質と一次標準物質で別々に管理する項目はあるか?・製造工程由来不純物の管理は、工程試験か出荷試験のどちらがよいか?・生物学的活性試験の取り扱いはどのようにすればよいのか?<主旨>バイオ医薬品(抗体医薬品)の特性解析・構造決定の方法/解析のポイントと品質管理方法への活用について、抗体医薬品の品質評価のためのガイダンス、ICH-Q6B(生物薬品の規格及び試験方法の設定)、ICH-Q11(原薬の開発と製造)及びICH-Q8(製剤開発)をベースに解説する。なお、規格及び試験方法については、市販されている抗体医薬品の審査報告書及び日局の収載例を交えて設定のポイントを解説する。
■コース4(バイオ不純物) 『バイオ医薬品の不純物管理』~MCB/WCBの特性解析とウイルス安全性を含む製造工程由来不純物の製造管理及び品質管理並びに 目的物質・目的物質関連物質・目的物質由来不純物の不均一性を考慮した製造管理及び品質管理~>> 目的物質由来不純物及び製造工程由来不純物)の管理手法(製造管理及び品質管理)>> 製造管理手順(不純物のクリアランス能力の確保とその妥当性説明)につき、 開発中の対応並びにCTDへの提示内容を解説【 このようなことで悩んでいませんか 】・原材料と製造工程由来不純物との関連性の理解~安全性の配慮と必要となる検討項目・ウイルス安全性の実施時期とチャレンジテストの概要・必要性・目的物質関連物質と目的物質由来不純物との区別の方法・製造工程由来不純物は、工程内管理試験か出荷試験として管理すべきか・目的物質・目的物質関連物質と目的物質由来不純物の規格の設定手法・分析法バリデーションで確認すべき検討内容(計画、判定基準)<主旨>不均一性を有するバイオ医薬品の不純物(目的物質由来不純物及び製造工程由来不純物)の管理手法(製造管理及び品質管理)につき、解説する。患者/被験者への安全性を十分配慮した製造管理手順(不純物のクリアランス能力の確保とその妥当性説明)につき、開発中の対応並びにCTDへの提示内容を解説する。出荷試験に用いる純度試験の設定のポイント並びに生産管理上必要となる試験方法の精度を担保するための分析法バリデーションの提示方法(実施方法)のポイントについても解説する。
■コース5 『バイオ医薬品における各種試験方法の適切な精度管理と分析法バリデーションの実施方法』~バラツキの原因の把握と判定基準/規格設定の妥当性根拠と室内再現精度との関連性など~【ここがポイント】◆示性値 ・試験方法と設定のポイント:糖鎖プロファイルの例 ・分析法バリデーションの分析能パラメータの提示例◆純度試験 ・試験方法と設定のポイント: ・分析法バリデーションの分析能パラメータの提示例◆生物活性 ・試験方法と設定のポイント: ・分析法バリデーションの分析能パラメータの提示例◆タンパク質含量:試験方法と分析能パラメータ ・試験方法と設定のポイント: ・分析法バリデーションの分析能パラメータの提示例<主旨>分析法バリデーションが医薬品の製造承認申請に不可欠なデータであることは認識されていても、試験検査室における精度管理の重要性や品質変化を正確に確認できる能力を有するために必要な要件といった視点にまでは十分な配慮はとられていないようである。確かに承認取得もマイルストーンとしては必要な目標ではあるが、承認取得後の長期に渡るライフサイクルを通じて適切な精度管理を一貫して履行することの方が製造業者としてはより重要と思われる。これは、製造管理における製法のProcess Performance QualificationとContinued Process Verificationとの関連性と同様に、品質管理にとって重要な観点である。今回、恒常的な品質試験が可能なように、バイオ医薬品の各種試験方法に着目した分析法バリデーションの実施方法を解説します。『バイオ医薬品のCTD(CMC):妥当性の根拠とまとめ方【Part1,Part2】』【Part1】『「製造方法」及び「構造決定・特性解析及び不純物」のまとめ方』 ~委託製造時の注意点と製法変更時の同等性にも着目して~【Part2】『「規格及び試験方法」及び「分析法バリデーション」のまとめ方』 ~目的物質、目的物質関連物質、目的物質関連不純物及び工程由来不純物の取扱い~【Part1】<主旨>昨今の規制当局の意向は、製造方法の管理及び順守を正確に把握できるように詳しい製造方法の記載並びに重要工程の説明や管理パラメータの根拠の提示を望んでいる。バイオ特有の製造方法(培養・精製)並びに確保すべき安全性に起因する製造プロセスについて、制御因子とモニタリング項目の必要性を解説する。また、不均一性を有するバイオプロダクトについては、詳細な特性解析を行い、目的物質を明確に規定し、均一な品質が確保できる製法を提示する必要がある。この特性解析並びに不純物の説明資料は、バイオプロダクト固有の同等性・同質性のの説明にも直接影響するため、申請資料への提示方法についても解説する。<ねらい>・なぜ、欧米での申請で義務付けられるマスターバッチレコードが提示できないのか?・なぜ、QbDのデザインスペースのような社内変更手続きだけで 容認されるような記載もしくは軽微変更プロセスが可能な記載を申請者は好むのか?・工程由来不純物はどのように管理すべきか?・バッチ混合の妥当性説明はどのようにするのか?・なぜ、バイオ医薬品では常用標準品が必要となるのか?・常用標準品と一次標準品とで異なる管理項目はどのように決めればよいか?・バイオ医薬品にとってのリスクマネージメントとは何か?・スケールアップのリスクはあるのか?・原薬の製法変更を行った場合の製剤での同等性確認はどこまで必要なのか?・なぜ、「規格及び試験方法」に合致しただけでは、同等であると説明できないのか?・申請時に本生産設備での実測結果が提示できないときは・・・?【Part2】<主旨>不均一性を有するバイオプロダクトでは、詳細な特性解析を行って目的物質を明確に規定する。この特性解析並びに不純物の項で提示した内容を踏まえて品質管理に不可欠な試験方法と管理基準とを設定することになる。この管理手順について解説する。生産管理上必要となる分析法の精度を担保するための分析法バリデーションの提示方法並びにその結果を社内基準あるいは申請規格への反映方法についても、種々の試験方法のデータを用いて解説する。<ねらい>・品質管理部門だけで「規格及び試験方法」は設定できるものか?・パイロットスケールのデータだけで申請した場合のリスクは?・製造実績が少ない場合の規格設定のリスクは?・なぜ、設定範囲の広い規格は規制当局に受け入れられにくいのか?・分析法バリデーションはなぜ必要なのか?・試験方法がふさわしいとはどのように説明するのか?・分析法バリデーションの判定基準はどのように設定するのか?・不純物管理方法における定量限界付近での真度と精度の確認の必要性は?