故障や事故を未然に防ぐための解析手法
新製品、新製造工程には、様々な潜在的故障要因があります。FMEA手法およびFTA手法は、故障や事故を引き起こす可能性のある潜在的故障要因を設計段階で摘出し改善するための未然防止手法であり、製品の信頼性向上、PLP(製造物責任予防)のためのキーテクノロジーです。
これらの手法を活用することで、市場で発生する故障を予防し、故障・事故・リコールによる損失を防止することができ、ユーザーの信頼を得ることができます。本講座では、事例中⼼の講義内演習やグループ演習を通じて、実践的に習得できます。
FMEA(Failure Mode and Effects Analysis:故障モード、影響解析)手法
新製品の設計、製造工程、使用中、どこに、どんな潜在的故障要因があるかを設計段階で摘出し、改善する手法
FTA(Fault Tree Analysis:故障の木解析)手法
製品使用中に発生しては困る事象、例えば機能喪失、火災、人身災害などについて、その発生要因を設計段階で摘出し、改善する手法
日程
2024年 10月 10日(木)~11日(金)
※他の日程はこちらからご確認ください。
セミナー趣旨
●実施例や講義時間内演習を盛り込んだカリキュラム構成により、短時間で実力がつきます。
●事例中心の講義内演習と、少人数によるグループディスカッション、演習により理解を深めることができます。
●講義・演習に携わる講師は、信頼性の実務に精通されている経験豊富な実務家・専門家が指導にあたります。
受講対象・レベル
企画・研究・開発・設計・技術・製造・品質保証・保守・サービス部門などの研究者、技術者
セミナープログラム
2日間コース
第1日 9:20~18:00
■午前
信頼性の概要
FMEA、FTAとは
概要:信頼性の定義と概念、FMEA・FTAの位置づけと役割
FMEAの実施法
解析手順、基本ワークシート、故障モード、効果 等
■午後
FMEAの実施法(続き)
FMEA演習
演習:講義内個人演習とグループ演習
第2日 9:30~17:30
■午前
FTAの実施法
実施法:基本事項、FT図の作成、実施例、効果 等
■午後
FTAの実施法(続き)
FTA演習
演習:講義内個人演習とグループ演習
セミナー講師
信頼性技術および信頼性管理に関して、実践経験豊富な実務家・専門家が指導にあたります
セミナー受講料
68,200円(一般)/ 60,500円(会員)*税込
参加者の所属企業が日科技連賛助会員の場合は、その旨を申し込みフォームの備考欄に記入してください。不明の場合は「会員不明、調査希望」と記入していただければ、当方で調査します。
またこれを機会に入会を検討したい場合は、「入会検討のため資料希望」と記入してください。案内資料を送付し、セミナー正式受け付け以前にご入会いただくと、会員価格でご参加いただけます。
受講について
お申込みの回によって開催方法が異なります。日程欄の「開催地」をご確認ください。
【ライブ配信ご参加にあたってのお願い】
■ライブ配信のビデオ会議(遠隔会議)システムは「Zoom」を使用します。
■申込前に、事前に以下のテストサイトで、スピーカーとマイクのテストを確認してください。
https://zoom.us/test
*開催当日に視聴できないとのお問い合わせを頂戴した場合、対応できない場合がございます。
■演習時にExcel、PowerPointを使用します。Excel、PowerPointがインストールされているパソコンをご準備ください。
■ライブ配信へのお申込みは、開催日の4営業日前までにお願いします。
■本セミナーは、1IDにつき1名様の受講をお願いしております。複数人での受講はできません。