感性の時代の新製品開発に応える官能評価
「自社製品は他社製品より優れているのか知りたい」「新製品開発するために指針となる基準がほしい」等のお悩みをお持ちの方は、人間の「感性」を計測する手法である官能評価の習得が必要不可欠です。
当セミナーでは、官能評価特有の考え方や官能評価に役立つ統計手法を習得できます。新製品開発や新市場開発のために必要な官能評価の基本事項を、実験・演習を通じて確実にマスターできます。官能評価をこれから業務で使う方、始めたばかりの方に最適なコースです。
日程
前期 2025年 2月 4日(火)~5日(水)
後期 2025年 3月 11日(火)~12日(水)
セミナー趣旨
● 官能評価で最も使われる4つの基本技法(識別試験法・評定法/SD法・順位法・一対比較法)を学びます。
● 官能評価の初歩から学びたい方のため、実験を行って技法の特徴をつかむとともに、実験上の注意点を知ることができます。
● 官能評価の計画立案、実施、データ収集・解析・評価など、一連の官能評価実験の流れを実際に体験できます。
● 官能評価で用いられる代表的な統計手法について解説し、Excelを用いた計算方法を習得できます。
受講対象・レベル
・ 官能評価関係の業務(市場調査・製品企画・設計・新製品開発・製造・販売などの業務)に携わっている方、これから取り組む方
・ 平均・分散・相関係数・検定・推定などについて既習の方
セミナープログラム
4日間コース(前期・後期各2日間)
---- 前期 ----
第1日 9:20~17:30
■午前
官能評価分析とは、評価の形式と方法の使い分け
「識別試験法」:違いのあるサンプルを選ぶ(解説、実験と演習、例題による解説)
■午後
比率データの解析
(2点識別、3点識別)
17:30~ 統計の補講(自由参加)
第2日 9:30~17:30
■午前
「評定法(SD法)」:サンプルを多面的に評価する(解説、実験と演習、活用例)
■午後
評定データの解析(分散分析、主成分分析)
グループ別課題作業
---- 後期 ----
第3日 9:30~17:30
■午前
順位法特論「順位データのグラフ表現」
■午後
「順位法」:多くのサンプルで一度に優劣を決める(解説、実験と演習、活用例)
順位データの解析
グループ別課題作業
第4日 9:30~17:00
■午前
「一対比較法」:どうしても差を出したい場合(解説、実験と演習、活用例)
■午後
一対比較データの解析
グループ別課題発表
総合質疑応答
セミナー講師
大学・産業界の経験豊富な講師が指導にあたります
セミナー受講料
賛助会員 121,000円
一般 137,500円
※税込み
参加者の所属企業が日科技連賛助会員の場合は、その旨を申し込みフォームの備考欄に記入してください。不明の場合は「会員不明、調査希望」と記入していただければ、当方で調査します。
またこれを機会に入会を検討したい場合は、「入会検討のため資料希望」と記入してください。案内資料を送付し、セミナー正式受け付け以前にご入会いただくと、会員価格でご参加いただけます。