カーボンニュートラル社会実現に向けて
~ITインフラ変革の必然性 具体的なアクション エネルギー基盤の重要性~
開催日:2023年06月05日
セミナー趣旨
「デジタル化」「サステナビリティ」そして「カーボンニュートラル」への挑戦と解決法の実装は、企業の生き残りに致命的な影響を及ぼす重要で喫緊な経営課題となりました。特にサステナビリティを実現する上で“ITインフラの
変革”と”ITによる企業インフラの変革“の重要性は急上昇していますが、これをいかに低消費電力で実現し、CO2総排出量を下げ、自社のITインフラが環境に与える負荷を軽減できるかが企業サステナビリティの分かれ目になってくるでしょう。先端IT技術を適用したスマートエネルギーシステムによる企業のサステイナビリティの実現に必須となるエネルギーセキュリティの実装です。本講演では、「企業がサステナビリティに取り組む意義」からこれに向けた「ITインフラ変革の必然性」、そして、その実現のための「具体的なアクション」と「エネルギー基盤の重要性」
展望します。
セミナープログラム
1. カーボンニュートラルへの2つの方向性
(1) RE-100
(2) EP-100
(3) インターネット・デジタル遺伝子の理解
(4) サイバーファースト革命と新しい3方良し
2. GX with DX の実例集
(1) スマート工場 (AS IS から TO BEへ)
(2) サプライチェーン から デマンドチェーンへ
(3) 物流 シェアリング エコノミー
(4) スマートオフィス
(5) スマートキャンパス
(6) グローバル コンピューティング基盤
3. デジタル田園都市構想 と データセンター拠点
(1) Carbon: Positive(大都市圏) vs Negative(地域)
(2) 送配電・発電網の将来像
(3) 再生可能エネルギー x デジタルインフラ
(4) グローバル インフラ
セミナー講師
デジタル庁 シニア・エキスパート(アーキテクチャ)
日本データセンター協会(JDCC)副理事長
東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授
江﨑 浩 氏
1987年 九州大学 工学部電子工学科 修士課程 了
同年4月 (株)東芝 入社
1990年より2年間 米国ニュージャージ州 ベルコア社
1994年より2年間 米国ニューヨーク市 コロンビア大学にて客員研究員
1998年10月より東京大学 大型計算機センター助教授
2001年4月より東京大学 情報理工学系研究科 助教授
2005年4月より現職(東京大学 情報理工学系研究科 教授)
WIDEプロジェクト代表、MPLS-JAPAN代表、IPv6普及・高度化推進協議会専務理事、
JPNIC理事長、日本データセンター協会 理事/運営委員会委員長、IPTVフォーラム代表、デジタル庁 シニアエキスパート
工学博士(東京大学)
セミナー受講料
1名:33,300円(税込)2名以降:28,300円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は4週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
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