
ラウンド3の公募がいよいよ開始!
~ラウンド3公募占用指針を踏まえた具体的な実務要件について解説~
開催日:2024年02月26日(月) 13:30 - 16:30
セミナー趣旨
2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて洋上風力発電に対する期待は大きく、2030年まで毎年1GW、2040年までに30-45GWという現在の導入目標に留まらず、EEZへの拡張、浮体式導入目標設定など更なる拡大に向けた議論もされているところです。いよいよラウンド3の公募開始となりますが、公募手続における課題も明らかになってきています。本セミナーでは、先行する洋上風力発電プロジェクトを多数担当している講師が、洋上風力発電に関係する公募等の法制度及び開発・ファイナンスに係る契約実務等の留意点について、初めて同分野に関与される方も対象として基本的な点から詳説します。
セミナープログラム
1.海域利用に関する法制度
(1) 再エネ海域利用法の概要
(2) 促進区域の指定
(3) 一般海域における占用公募制度
(4) Round 3を踏まえた公募手続におけるポイント
(5) 更なる拡大に向けた議論(EEZへの拡張等)
2.洋上風力発電プロジェクトの開発等に関連する法規制等
(1) 船舶に関する規制(カボタージュ規制等)
(2) 港湾法に基づく拠点港湾の長期貸付け及び利用ルール
(3) 環境アセスの見直しに関する議論
3.洋上風力発電プロジェクトの開発等に関連する契約上の留意点
(1) 風車供給契約(Turbine Supply Agreement)
(2) 風車保守契約(Service and Availability Agreement)
(3) 建設工事に関する契約(BOP)
(4) 運転・保守管理に関する契約(BOP)
4.洋上風力発電プロジェクト向けプロジェクトファイナンス
(1) 日本における風力発電プロジェクト向けプロジェクトファイナンスの概要
(2) 洋上風力発電プロジェクト特有の問題点
~ 法律事務所ご所属の方の聴講はご遠慮願います~
セミナー講師
ベーカー&マッケンジー法律事務所(外国法共同事業)
パートナー・弁護士
小林 努 氏
1998年東京大学法学部卒業。
2010年ペンシルバニア大学ロースクール修了。
内閣府PFI推進委員会専門委員(2020年~2022年)。
日本風力発電協会 洋上風力金融検討タスクフォース メンバー(2019年~)。
再生可能エネルギー発電、火力IPP等のエネルギー事業、PFI・PPP等のインフラ事業に関する開発、運営、プロジェクトファイナンス等の案件に多数関与。弁護士になる以前は、株式会社東京三菱銀行(現、株式会社三菱UFJ銀行)にて勤務。また、株式会社三井住友銀行の英国現地法人に出向して欧州のプロジェクトファイナンス案件に関与した他、株式会社新生銀行に出向して銀行法務全般に従事した経験を有する。Chambers等の海外出版社の受賞歴多数。
著作 「FUKUSHIMA GETS A GAS-FIRED SOLUTION」(共著、『PFI Yearbook 2018』Thomson Reuters)等
エネルギー、インフラ分野のプロジェクトの開発及びファイナンスに関する講演多数。
セミナー受講料
1名:33,370円(税込)2名以降:28,370円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
<1>メールで請求書をご送付します。ご入金確認後、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
<2>視聴期間は2週間です。期間を過ぎての対応は致しかねます。
<3>ご受講者様ご自身での視聴に限らせていただきます。
受講料
33,370円(税込)/人
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