※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。ご自宅や職場のPCで受講できます。
セミナー趣旨
近年、企業経営の複雑さが増大しています。経営理念/パーパスと経済合理性を両立を前提として、企業価値経営の3つ要素である「創出価値」「資本コスト」「成長率」のバランスが求められています。
そのため、多くの日本企業が資本効率指標(ROE、ROIC等)や事業ポートフォリオといった経営管理手法を導入し始めました。しかし、まだまだ有効な経営判断やアクションに繋がっていない企業も多いのではないでしょうか?
これらを有効活用するには、押さえるべき戦略視点や乗り越えるべき課題があります。
あるべき経営管理手法の構想からシステムの実装・運用・改善までを一気通貫で伴走/支援してきた当社が、他社事例の紹介を踏まえて、日本企業に必要な次の一手をご紹介させていただきます。
受講対象・レベル
・資本コスト経営、ROIC経営にご関心のある方
・経営企画、事業企画、経営管理、経理部門など関連部門の方
セミナープログラム
1.日本企業の資本コスト経営の取り組み状況
・資本コスト経営とは ~ROE、PBR、ROIC、WACC、EVA~
・東証からの要請 ~資本コストや株価を意識した経営の実現~
・資本コスト経営の対応状況の開示推移
・アセットアロケーションの現状 ~株主還元>成長投資~
・資本市場との対話における経営管理の課題 ~事業の括り、ROICツリー~
・経営管理のPDCAサイクルあるべき姿と必要な組織能力
・事業ポートフォリオ管理に必要な経営コンテンツと悩みの例
2.適切な事業の括りと事業ポートフォリオ分析
・開示セグメントと事業セグメントとの不一致が起きている
・事業セグメント/サブ事業セグメントの決定ステップ
・事業ポートフォリオ分析と示唆の読み取り方
・可視化の視点の例
3.事業部の納得感につながる事業別ROICの算出
・事業別ROICとは
・事業別ROIC導入の4つの意義
・ROIC数値の納得感を醸成するための基本スタンス ~直課追及~
・直課・配賦の具体的なアプローチ例
4.事業別ROICの現場浸透アプローチ
・コーポレートによるROICツリーによるKPIおよび目標設定、管理責任の明確化
・ROICの現場浸透の他社事例①: 電線メーカー
・ROICの現場浸透の他社事例②: 空調機メーカー
(参考資料)アバント社の経営管理ソリューションのご紹介
【質疑応答】
※経営コンサル会社の参加はお断りさせていただいております。
セミナー講師
(株)アバント 戦略統括本部 コーポレートバリューコンサルティング部
シニアマネージャ― 福島 彰一郎 氏
■略歴
1995年 東京大学 大学院工学系研究科材料学専攻修士課程修了
1996年 東京大学先端科学技術研究センター 研究生
1998年 米カーネギーメロン大学 技術政策学部修士課程修了
1999年~2010年 戦略系コンサルティング会社 コンサルタント
2011年~2018年 戦略系コンサルティング会社 取締役
2018年~2019年 東京大学協創プラットフォーム開発(株) 事業開発第2部 部長
2019年~2021年 東京大学協創プラットフォーム開発(株) パートナー
2022年 DRONE FUND(株) プリンシパル
2023年~現在(株)アバント コーポレートバリューコンサルティング部 シニアマネ―ジャ―
セミナー受講料
33,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合27,500円、
2名同時申込の場合計33,000円(2人目無料:1名あたり16,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
新規事業にアサインするべき開発者の特徴とは 新規事業・新商品を生み出す技術戦略(その95)
【この連載、新規事業・新商品を生み出す技術戦略(その94)へのリンク】 【目次】 新規事業の開発や... -
テーマ提案を強制した上に叱責するのは経営者の仕事ではない~技術企業の高収益化:実践的な技術戦略の立て方(その24)
【目次】 「この程度では、全然実行出来ないんだよね」と言ったのは、A部長でした。今日の記事の舞台は大手メーカーの研究開発部門です。所... -
R&Dのトランスフォーメーションをするには~技術企業の高収益化:実践的な技術戦略の立て方(その23)
【目次】 世間ではDX(デジタルトランスフォーメーション)とかCX(コーポレートトランスフォーメーション)とか言われていますが、あな... -
新規事業を立ち上げても無難な戦略しか出てこない理由~技術企業の高収益化:実践的な技術戦略の立て方(その22)
【目次】 今日のテーマは新規事業の評価について書きます。新規事業がうまく行かないな、とお感じの方にはお役に立つ内容だと思います。どこ...