プラスチック資源循環促進法と食品等の包装分野への影響、及び対策(その現状と今後)<会場開催セミナー>

●最近の世界的なサーキュラー・エコノミー(循環社会)の推進という動きと合わさり、 食品等の包装分野に大きな影響を与えている。そして、その影響度は益々増していると思われます。 
●本促進法のねらいと実際、そして対策について、包装業界、プラスチック業界だけでなく、小売、消費者での今後についても把握できるようにお話させて頂きます。 

セミナー趣旨

  法律が施行されて3年近くになる「プラスチック資源循環促進法」は、最近の世界的なサーキュラー・エコノミー(循環社会)の推進という動きと合わさり、 食品等の包装分野に大きな影響を与えている。そして、その影響度は益々増していると言える。 そこで、本促進法のねらいと実際、そして対策について、包装業界、プラスチック業界だけでなく、小売り、消費者でのレベルについても、把握し、今後の各種業務(開発、営業、企画)の展開に役立つ情報を提供できる、わかりやすいセミナーとしたい。

受講対象・レベル

・包装材料研究開発の経験1~2年から、中堅程度の研究経験を経た方。
・企画部門での経験1~2年から、中堅程度の業務経験を経た方
・業務に活かすために、プラスチック資源循環、サーキュラーエコノミー、環境配慮設計等についての知見を得たいと考えている方
・各々のキーワードの関連を系統的に理解したいと希望の方

必要な予備知識

環境省:プラスチック資源循環  
https://plastic-circulation.env.go.jp/

習得できる知識

・「プラスチック資源循環促進法」の背景、狙いと影響
・「包装」の最新トレンド
・環境配慮設計の実際
・コンビニ、消費者段階での進展状況の把握
・環境配慮の考え方と背景、ノウハウ
・食品包装分野における「サーキュラー・エコノミー」

セミナープログラム

①プラスチック資源循環法の概要
・背景、 法律の目的
・循環型社会形成推進のための日本国内の法体系
・プラスチック資源循環法の概要
・特定プラスチック使用製品 (ワンウエイプラ製品の使用合理化)
②法律施行の対応から
・主なコンビニチェーンの対応例①(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)
・主なコンビニチェーンの対応例②(最新の動きの紹介)
・企業による自主回収の例①(スーパー店頭、コンビニ店頭)
・企業による自主回収の例②(ケミカルリサイクル)
・消費者の反応から
   レジ袋有料化前後の調査結果から
   過剰と感じるプラスチック製品とは
・包装企業の反応例
   環境配慮設計  事例の紹介
   プラスチック使用製品設計指針の構造、
   構造に関する環境配慮設計
   材料に関する環境配慮設計
   製品のライフサイクル評価
③環境配慮設計の具体的な制度と対応例の詳細
   環境配慮設計に関する認定制度
   その考え方
   関連業界の自主基準、ガイドラインの対応状況
 (例:化粧品工業会、石鹸洗剤工業会、全日本菓子協会、PETボトルリサイクル推進協議会等)
   事例集としてのプラスチック容器包装リサイクル推進協議会
 「3R事例集」から「環境配慮事例集」への名称変更
  検索システム「プラっとサーチ」
  興味深い掲載事例を紹介 (2022年、2023年、2024年の例を多く)
 「容器包装のプラスチック資源循環等に資する取組事例集」 環境省、農林水産省
  自治体のリサイクル事業から
  先進的モデル形成支援事業結果から
  みんなでボトルリサイクルプロジェクト
④消費者の環境配慮包装への意識
 「環境に配慮した代替製品」 に関する購入条件
⑤現状 そして、今後の動きとして
  経済産業省  資源循環委員会中間答申(2024年6月)
  環境省    第5次循環型社会形成推進基本計画(2024年8月閣議決定)での考え方
  海外での動きとその比較


 ※途中、小休憩を挟みます。


■講演中のキーワード
プラスチック資源循環促進法、サーキュラー・エコノミー(循環社会)、食品包装、コンビニ、消費者、環境配慮、環境配慮設計

セミナー講師

 東洋紡パッケージング・プラン・サービス シニア・アドバイザー/マツダ包装技術W&R 代表   松田 修成 氏

■ご略歴
1988年 東洋紡績㈱入社  総合研究所 勤務
1994年 現パッケージング事業総括部 犬山工場包装フィルム開発センター
            (食品包装用フィルムPET、NYの開発、各種バリアフィルムの開発に従事)
1999年 透明蒸着バリアフィルムの事業化決定と共に本社転勤、マネージャー
2012年 ㈱東洋紡パッケージング・プラン・サービス  技術総括部長
2022年 同 シニア・アドバイザー
2022年11月 マツダ包装技術W&R 代表 (兼務)
■ご専門および得意な分野・ご研究
包装材料、バリアフィルム、環境配慮型プラスチック包装、海外包装関連情報、バイオプラスチック
■本テーマ関連学協会でのご活動
日本包装学会所属

セミナー受講料

1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 感染拡大防止対策にご協力下さい。
  • セミナー会場での現金支払いを休止しております。
  • 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
  • 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
  • 希望者は講師との名刺交換が可能です。
  • 録音・録画行為は固くお断り致します。
  • 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
  • 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
    場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,800円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

高分子・樹脂材料   食品包装   環境規格

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開催日時


12:30

受講料

41,800円(税込)/人

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※銀行振込、コンビニ払い

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高分子・樹脂材料   食品包装   環境規格

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