≪管理職向け≫論理的手法と演習から学ぶ「プロジェクトマネジメント」【オンライン/会場】
~納期間近の仕様変更や依頼主との認識のずれを防ぐ~
セミナー趣旨
多くのプロジェクトが納期近くになって大幅修正や仕様追加を余儀なくされています。そのため、プロジェクトチーム(メンバー)は変更業務に追われ疲弊しており、レベルアップ・スキルアップが出来ていない状況です。
原因としては、初期段階でプロジェクトの仕様について、依頼主側・受託側双方が曖昧不明確なまま開始してしまっていることが考えられます。依頼主側は専門知識の不足や余裕が無いことも多く、具体的な仕様までは落とし込めず、曖昧な要望のみを表明し、ロジカルな整理ができていない場合が多くあります。また、受託側(プロジェクトチーム)も曖昧なまま、納期を重視して着手する傾向(姿勢)が多く見受けられます。
そこで本講座では、依頼主とプロジェクトチーム間でのボタンの掛け違いを初期段階(計画の前段階)で防ぐ論理的手法を、具体的な演習も交えて解説いたします。手法を学ぶことにより、プロジェクトの初期段階で目的と目標が明確にでき、プロジェクト活動を迷いなく進めることが出来るようになります。また、依頼主との信頼感が改善し、無駄のない活動ができ、チーム力が倍増します。そして、個人の得意技を活用しながら、新しいスキルを身に付けることも可能になり、プロジェクト活動と並行して、人材育成も実現可能となります。プロジェクトマネジメントに悩んでおられる管理職の方は、是非ご受講頂ければ幸いです。
受講対象・レベル
プロジェクトチームを立ち上げたい方、新しい課題を担当する方、業務改革を推進する方、異業種チームで新しい分野を開発したい方など
セミナープログラム
1.職場でよくある悩み
(1)よくある問題
・依頼主からの要求(真の目的)が不明確なまま、プロジェクトを請けてしまう
・確約できそうもない状況でも納期優先でスタートしてしまう
・納期近くになって大幅な仕様変更や手戻りが発生することがある
・プロジェクトをこなすたびにメンバーが疲弊してくるように感じる
・QCDの優先順位付けにいつも悩む
・あれもこれも同時にとりかかってしまう
・目先の業務に追われ、メンバーの育成・成長・スキルアップまで手が回らない
(2)プロジェクトがうまく進まない根本原因とは
~ボタンの掛け違いが発生~
2.プロジェクトの初期段階で、要求を明確にする「サスセスマップ法」
(1)仕事とは成果物をつくりだすこと
(2)「サクセスマップ法」で全体像を見える化 ~曖昧な要求を具体的化する手順~
◆目的、成功基準、目標(成果物)をロジカルに整理
◆演習 バックグラウンド分析
◆演習 サクセスマップを描く
(3)「サクセスマップ」の効用と活用
3.職場環境の改善と効率化
(1)個々人の力をチーム力に(集合力=ベクトル)
(2)業務環境の改善
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
プロジェクト・ソリューション研究所 代表 酒井昌昭 氏
ソニー(株)で主に開発・設計業務に従事。民生用製品から業務用システム開発などの分野を経験。プロ用VTR開発や放送局用コンソール開発など数多くの商品化プロジェクトのほか、海外R&Dの支援などを経験。同社を退職後PM研修講師の道に転身。2003年に㈱ロゴを立ち上げ、代表取締役副社長を務めたのち独立、現在に至る。 愛媛大学工学部卒。日本プロジェクトマネジメント協会などに所属。
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
講師のプロフィール
ドライなPM(プロジェクトマネジメント)ではなく、血が通うPM手法の開発・実行を目指しています。どこでも通用する「仕事の正しい進め方」です。
酒井 昌昭
さかい まさあき / 東京都 / プロジェクト・ソリューション研究所