
医療機器等の外部滅菌委託時のQMS省令・滅菌バリデーション基準の要求事項・委託受託者の責任範囲と外部委託施設への監査の留意点
監査で重視されるQMS省令の滅菌に関する要求、滅菌バリデーション基準の要求
並びに、ISO滅菌規格に記載される委託者受託者の責任範囲事例など
委託側は、滅菌受託側が滅菌と滅菌バリデーションの責任を当然もつものと勘違し、いわゆる滅菌委託先への丸投げが指摘対象となるケースもある、、、
滅菌プロセスのどのようなポイントについて事前に確認し監査すべきか?
ISOの委託受託両者の責任範囲事例も含め解説するとともに各滅菌法のバリデーションの留意点も示す!
日時
【Live配信受講】 2025年3月18日(火) 13:00~16:30
【アーカイブ配信受講】 2025年4月2日(水) まで受付(配信期間:4/2~4/15)
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】
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セミナー趣旨
しかし、QMS省令、ISO規格事例を十分理解していないと守るべきルールが不明確となる。特に、委託側は、滅菌受託側が滅菌と滅菌バリデーションの責任を当然もつものと勘違いし、いわゆる滅菌委託先への丸投げが指摘対象となるケースもある。QMS要求で示すように滅菌、バリデーションの最終責任は製造販売業者の委託側にあることを理解し、滅菌プロセスのどのようなポイントについて事前に確認し、外部委託の監査などの実施が望ましい。ISOの委託受託両者の責任範囲事例も含め解説するとともに各滅菌法のバリデーションの留意点も示す。
習得できる知識
・QMS省令の滅菌関連要求事項
・ISO滅菌委託の際の留意点の理解
・滅菌バリデーションの留意点
セミナープログラム
2.QMS省令と逐条解説における滅菌関連の要注意ポイント
・第44条 滅菌医療機器等の製造管理に係る特別要求事項
・第46条 滅菌工程及び無菌バリアシステムに係る工程のバリデーション
・第5条の5 外部委託
・第23条 能力、認識及び教育訓練
3.滅菌バリデーション基準の要注意ポイント
・目的と適用範囲
・規格との関係
・定義(用語) 滅菌、無菌性水準(SAL)、無菌性保証、IQ/OQ/PQ、バイオバーデン、パラメトリックリリース 他
・品質管理監督システム(滅菌バリデーションに関する責任者の業務、製品実現、購買、測定分析、製品管理 他)
・滅菌剤の特性
・プロセス、装置特性
・バリデーション、手順書、計画書 他
・日常監視及び管理
・滅菌からの製品リリース、パラメトリックリリース
・プロセス有効性の維持
・その他
4.委託滅菌の際の委託者、受託者の責任範囲 取り決め事項等
・ISO放射線滅菌のISO規格解説書の委託者受託者の責任範囲事例
・受託滅菌側が何故滅菌証明書の発行ができないのか?
5.各滅菌法における監視すべき項目(日本薬局方)とバリデーション留意点
・湿熱滅菌(高圧蒸気滅菌)
・酸化エチレンガス滅菌(EOG滅菌)
・ガンマ線滅菌
・電子線滅菌
6.滅菌に関する力量教育
・業務に似合った力量教育と教育プログラム
・教育する側の力量
・省令改正、行政通知、バリデーション基準等の改正の都度
・微生物試験に関する力量教育と力量評価
7.その他
□質疑応答□
セミナー講師
1980年 東海大学 工学部 原子力 工学科 卒業
1980年 東電工業 株式会社 入社、福島原子力発電所 放射線管理責任者、東電放射線安全管理講師
1988年 住友重機械工業 株式会社 入社 新規事業室 電子線事業部 つくばセンター
技術責任者、品質管理責任者、電子線滅菌施設(放射線発生装置使用許可)取得主導
1991年 国内初 医療機器の電子線滅菌薬事承認取得、医療機器製造業許可(電子 線滅菌)取得主導
1988年 東京都立アイソトープ研究所 研修出向兼務 放射線滅菌、微生物試験研究
1988年~ 住友重機械より日本照射サービス 株式会社 、日本電子照射サービス株式会社に社名変更
品質管理責任者、薬事承認申請担当、環境管理責任者、
滅菌バリデーション責任者等実務経験 取締役営業部長、
取締役技術企画部長 実務経験 日本防菌防黴学会、日本医療機器学会等学会研究発表多数、
2006年 国内初 無菌医薬品の電子線滅菌薬事承認取得、無菌性医薬品製造許可取得主導
2008年〜2010年 住友重機械工業 株式会社 量子機器事業部 開発営業部 兼務
電子線滅菌普及企画活動 セミナー、イベント企画実施
住友重機械ビジネススクールSBS (企業版MBA相当) 3年間卒業
2017年 住重アテックス 株式会社 に社名変更 新規事業室 主席技師
製剤機械学会誌、日本防菌防黴学会誌、包装便覧、塗料技術研究会、各種専門書籍等、執筆多数
行政、学会、大学、企業等 講演多数
2013年 国内初 医薬品の電子線滅菌ドジメトリックリリース 薬事承認主導支援
2023年 12月末 住重アテックス 退職
2024年 1月 価値創造&バリデーション 支援センター 設立 代表
滅菌バリデーション、薬事支援コンサル、企業経営営業戦略マーケティング等援、
プラスチック素材改質機能化、再生医療器材・医療機器の高機能化支援、
内閣府戦略イノベーションプログラム支援、電子加速器導入支援、学会研究発表支援
業界での関連活動
・ISO/TC198 WG2 医療機器 放射線滅菌国内委員
・ISO/TC85 WG3 加工放射線計測 国内委員
・行政/医薬品医療機器の品質確保に関する研修(全国薬事監視員研修)講師
・東京都/東京都産業技術研究所 中小企業 滅菌バリデーション支援ガイド作成
・東京都/東京都医工連携HUB 中小企業向け 医療機器滅菌講師
・元 日本医療機器連合協議会 滅菌委員 放射線滅菌の承認申請に関するガイドライン作成(山瀬主導)
・元 日本医療機器テクノロジー協会(MTJAPAN) QMS委員会、滅菌委員会、ディスポ部会等 委員
・日本滅菌業協会 滅菌業務ガイド作成
・放射線プロセスシンポジウム実行委員 プログラム企画委員
・元 日本防菌防黴学会 評議員
・元 日本食照射研究協議会 理事
セミナー受講料
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申込締日: 2025/04/02
受講料
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