★低温での硬化 ,硬化速度の向上 ,硬化・密着強度の向上 ,低配合量での硬化などの勘所
★新しい硬化剤の開発と反応機構 , 「低誘電」に適した硬化剤とは?
★硬化剤の使用方法,貯蔵保管やその安全性などの情報も

 

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    セミナープログラム

    【9:50〜11:40】
      第1部 エポキシ樹脂の概要,硬化剤の種類と特徴,硬化物の特性評価 
      ●講師 横山技術事務所 代表 工学博士 横山 直樹 氏 (元・新日鉄住金化学)

    【講座の趣旨】
    ビスフェノールA 型エポキシ樹脂など代表的なエポキシ樹脂の製造法と特性および用途,ポリアミン,ジシアンジアミド,酸無水物,ノボラックフェノールなど各種硬化剤の特性と用途,熱分析,動的粘弾性など硬化物の特性評価について解説する。 

    【セミナープログラム】
    1.エポキシ樹脂の概要
      1.1 エポキシ樹脂の種類,用途と特徴
      1.2 グリシジルエーテル型エポキシ樹脂(ビスフェノールA型,同F型,ノボラックフェノール型)
      1.3 グリシジルアミン型エポキシ樹脂
      1.4 グリシジルイソシアヌレート型エポキシ樹脂
      1.5 酸化型エポキシ樹脂
      1.6 リン含有型エポキシ樹脂
      1.7 フェノキシ樹脂

    2.硬化剤,硬化促進剤の種類と特徴
      2.1 硬化反応の種類と代表的な硬化剤
      2.2 活性水素化合物系硬化剤(ポリアミン,変性ポリアミン,ジシアンジアミド,ノボラックフェノール)
      2.3 イミダゾール類
      2.4 酸無水物
      2.5 トリフェニルホスフィン

    3.硬化物の特性評価
      3.1 熱分析(DSC, TMA, TG-DTA)
      3.2 動的粘弾性(DMA)
      3.3 力学特性(曲げ試験,引張試験,破壊靭性)
      3.4 電気特性(絶縁性)

    4.まとめ

    【質疑応答】



    【11:50〜12:40】
      第2部 アミン系化合物の特徴と硬化剤としての応用 
      ●講師 三菱ケミカル(株) SMBG アドバンストソリューションズ統括本部 技術戦略本部   
          情電技術部 パッケージエレクトロニクスグループ 機能材セクション 鈴木 宏記 氏

    【講座の趣旨】 
    硬化剤の選定がエポキシ樹脂の特性に大きく影響を与える。 本講座では一般的によく使用されるエポキシ硬化剤と,その選定基準について解説する。 また弊社保有の硬化剤の紹介を交えながら,硬化物の特性についても解説する。 

    【セミナープログラム】
    1.硬化剤基礎
     1.1 硬化剤の体系
     1.2 硬化条件と硬化剤の選択
     1.3 アミン系硬化剤の種類
     1.4 市販されている基本アミン
     1.5 材料別硬化剤の特性

    2.変性アミン
     2.1 変性の目的
     2.2 変性方法と機能付与

    3.その他
     3.1 取り扱い上の注意
     3.2 効果に与える影響

    【質疑応答】



    【13:20〜14:10】
      第3部 酸無水物系エポキシ硬化剤の特徴と高機能化 
      ●講師 新日本理化(株) 研究開発本部 研究開発部 副主任研究員 永島田 貴之 氏

    【講座の趣旨】 
    エポキシ樹脂硬化剤として使用される酸無水物の種類と特徴,配合比率や硬化条件の最適化について概説し, 耐熱性・耐湿性・可撓性・不揮発性などの物性改良に取り組んだ実例について解説する。 

    【セミナープログラム】
    1.酸無水物系エポキシ硬化剤の概要
      1.1 酸無水物の特徴
      1.2 酸無水物の使用方法
      1.3 酸無水物を使いこなすポイント

    2.酸無水物の高機能化
      2.1 高耐熱・耐湿性付与型酸無水物
      2.2 可撓性付与型エポキシ硬化剤
      2.3 不揮発性酸無水物

    【質疑応答】



    【14:20〜15:10】
      第4部 フェノール樹脂系硬化剤とその使い方について 
      ●講師 群栄化学工業(株) 開発本部 商品技術部 主任研究員 堀口 哲也 氏 

    【講座の趣旨】
    フェノール樹脂は長い歴史を有している樹脂です。 エポキシ樹脂の原料,硬化剤として優れた機能を発揮し, 今日のハイテク分野に貢献しています。 今回,フェノール樹脂系硬化剤について,最近の動向から のトピックスを交え解説します。

    【セミナープログラム】
    1.フェノール樹脂について
      1.1 フェノール樹脂
      1.2 フェノール樹脂の合成

    2.フェノール樹脂系硬化剤について
      2.1 種類と特徴
      2.2 硬化反応
      2.3 硬化物の特徴

    3.フェノール樹脂系硬化剤の動向(トピックス)
      3.1 低弾性率タイプ
      3.2 高熱伝導タイプ

    【質疑応答】



    【15:20〜16:10】
      第5部 エポキシ樹脂用潜在性硬化剤の種類と応用
      ●講師 (株)T&K TOKA 機能性樹脂統括部 性樹脂開発部 部長 小林 正治 氏

    【講座概要】
    エポキシ樹脂硬化剤には様々なものがあり、使用目的に応じて使い分けられている。 本講座では、アミン系の硬化剤、特に潜在性硬化剤を中心にその種類や、反応機構、 応用例について弊社製品の例を交えながら概説する。 

    【セミナープログラム】
    1.はじめに 
    2.硬化剤の用途と種類
      2.1 主な用途
      2.2 硬化剤の種類、反応機構
      2.3 硬化方式

    3.潜在性硬化剤
      3.1 一液性エポキシ樹脂の用途
      3.2 潜在性硬化剤の種類、反応機構
      3.3 性能評価方法
      3.4 応用例
      3.5 液状潜在性硬化剤

    【質疑応答】



    【16:20〜17:10】
      第6部 イミダゾール硬化剤の特徴と使用方法
      ●講師 四国化成工業(株) 研究開発本部 機能材料開発部 部長 博士(理学) 熊野 岳 氏

    【講座概要】
    イミダゾールは,高反応性と樹脂の高耐熱化を達成できるエポキシ樹脂硬化剤で ある。本講演ではイミダゾール系硬化剤の特徴・使用方法・配合例について説明 する。

    【セミナープログラム】
    1.イミダゾールの特徴
    2.イミダゾール系硬化剤の特徴
    3.イミダゾール系硬化剤の反応性制御
    4.四国化成のイミダゾール系硬化剤
    5.配合例
    6.潜在性硬化システム
      6.1 潜在性硬化剤
      6.2 アミンアダクト型潜在性硬化剤
      6.3 マイクロカプセル型

    【質疑応答】

    セミナー講師

    【第1部】横山技術事務所 代表 工学博士 横山 直樹 氏 (元・新日鉄住金化学)
    【第2部】三菱ケミカル(株) SMBG アドバンストソリューションズ統括本部 技術戦略本部   
          情電技術部 パッケージエレクトロニクスグループ 機能材セクション 鈴木 宏記 氏
    【第3部】新日本理化(株) 研究開発本部 研究開発部 副主任研究員 永島田 貴之 氏 
    【第4部】群栄化学工業(株) 開発本部 商品技術部 主任研究員 堀口 哲也 氏
    【第5部】(株)T&K TOKA 機能性樹脂統括部 性樹脂開発部 部長 小林 正治 氏
    【第6部】四国化成工業(株) 研究開発本部 機能材料開発部 部長 博士(理学) 熊野 岳 氏

    セミナー受講料

    1名につき66 ,000円(消費税込み,資料付)
    〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ60,500円〕

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