多種多様な副資材の在庫適正化！ROP（発注点方式）かんばん運用の実際

セミナー趣旨

1．副資材管理の現状と課題

副資材は、製品に直接取り付けられないため、使用頻度や消費量が予測しにくいという特徴があります。工具や消耗品など、製造に不可欠ですが、使用量が生産計画や機械の稼働状況に大きく依存するため、正確な需要予測が難しいです。また、多種多様な副資材は、それぞれ管理が異なり、属人的な管理になっている場合もあります。本セミナーでは、ROP（発注点方式）かんばんを活用した基本的な改善の方法を説明します。

2．ROP（発注点方式）かんばんシステムとは

ROP（発注点方式）は、発注点を設定し、在庫が発注点を下回ったら発注する方式です。このセミナーでは、副資材管理に特化したかんばんシステムについて、その仕組みを解説します。ABC分析、発注点の算出、かんばんの作成といった具体的な手順を学び、現場ですぐに活用できる知識を提供します。

3．ROPかんばんシステムの運用方法と改善

かんばんの運用手順、納期管理、発注点の更新など、効果的に運用するためのノウハウを解説します。また、在庫回転率や在庫日数などの指標を用いた効果測定についても言及します。

受講対象・レベル

• 資材管理、購買、生産管理部門の担当者。
• 中小企業の経営者、管理者で、副資材管理の効率化に興味のある方。
• 現場作業者で、かんばんシステムに関わる方。

必要な予備知識

• 特に必要ありません。
• 資材管理の基礎知識があると、より理解が深まります。

習得できる知識

• ROP（発注点方式）かんばんシステムの基本を理解できます。
• 発注点の計算方法を理解できます。
• かんばんの運用方法の基本を習得できます。
• 在庫管理の基本的な指標を理解できます

セミナープログラム

１．副資材

２．副資材の特徴

３．ROP（発注点方式）副資材かんばんシステム

① ABCヒット分析
② ROP副資材かんばんシステムのフロー
③ ROP副資材かんばん 見本
④ 発注点の求め方
⑤ 前提条件
⑥ 発注量の求め方
⑦ 発注
⑧ 1品目1かんばん
⑨ 3D棚番地
⑩ 大きな材料の格納棚
⑪ 背丈のある格納棚
⑫ 床置き
⑬ 納期管理ボード

４．運用

① 発注点になったら
② 発注
③ 納期フォローアップ
④ 受入・検収
⑤ かんばん情報の更新
⑥ 副資材管理に関わる業務
⑦ マンパワー

５．その他

① 在庫置き場と在庫量

６．指標

① 在庫回転率および在庫日数

７．実例紹介

セミナー講師

松村 晴彦 氏

ハリーコンサルティング事務所 代表

【プロフィール】
1985年 機械工具卸商社 営業主任
1993年 フィリピントヨタ自動車 副資材管理システム構築プロジェクト 主担当
1999年 ハリーコンサルティング事務所設立
2011年 モノづくり企業の収益改善コンサルティング、フィリピン販路開拓支援
現在に至る

専門分野：副資材管理、生産管理、サプライチェーンマネジメント
業績：モノづくり企業の収益改善コンサルティング、フィリピン販路開拓支援

セミナー受講料

11,000円（税込）

※ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。

受講について

【このセミナーはオンデマンドセミナーです】
ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます！

• 視聴期間は受講開始日より２週間です。
• タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
• このセミナーでは、受講後何度でも講師へ質問することが可能です。
  質問方法は申込み完了後にお知らせします。