
~凝集体発生メカニズム・安定化戦略のための処方検討~
~凝集体発生と容器材料の関係~
日時
【Live配信】 2025年4月22日(火)13:00~16:30
【アーカイブ受講】 2025年5月12日(月)まで受付(配信期間:5/12~5/23)
受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ
※Live配信受講者には、特典として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
セミナー趣旨
近年、バイオ医薬品は革新的な治療法として認識される一方で、その品質管理には多くの課題が伴います。
特に、バイオ医薬品の凝集体は免疫原性を持つ可能性があり、安全性や品質の観点から適切な管理が求められています。
本セミナーでは、バイオ医薬品における凝集体の発生メカニズム、分析技術、および安定化の戦略について解説します。
習得できる知識
1. バイオ医薬品の凝集体発生メカニズム
2. 凝集体の各分析手法
3. 凝集体形成に関与する物理化学的なパラメータとその応用
4. 容器栓システムが凝集体形成に与える影響
セミナープログラム
1-1 タンパク質の凝集
1-2 タンパク質凝集体の分類
1-3 タンパク質凝集体と免疫原性
2 凝集体の発生機構
2-1 熱ストレスによる凝集体
2-2 化学ストレスによる凝集体
2-3 界面ストレスによる凝集体
3 凝集体の分析
3-1 ナノ粒子(100 nm以下)の分析
3-2 サブミクロン粒子(100 nm - 1 µm)の分析
3-3 ミクロン粒子(1 µm – 100 µm)の分析
3-4 可視粒子(100 µm以上)の分析
4 バイオ医薬品の凝集体形成に重要な物理化学的パラメータ
4-1 構造安定性
4-2 コロイド安定性
4-3 界面安定性
5 バイオ医薬品の安定化戦略
5-1 バイオ医薬品の処方条件
5-2 物理化学的パラメータを利用した処方検討
6 バイオ医薬品の凝集体における容器との関係
6-1 容器関連材料の凝集体発生リスク
6-2 シリコーンオイルの影響
□ 質疑応答 □
セミナー講師
栗之丸 隆章氏 博士(工学)
[ご経歴]
2011年 – 2013年 筑波大学大学院 博士前期課程
2013年 – 2015年 筑波大学大学院 博士後期課程
2015年 – 2016年 筑波大学大学院 博士研究員
2016年 – 2017年 国立研究開発法人産業技術総合研究所 博士研究員
2017年 – 2020年 国立研究開発法人産業技術総合研究所 研究員
2020年 – 2024年 株式会社ユー・メディコ 主任研究員
2024年 – 現在 株式会社ユー・メディコ 分析事業本部 本部長
【主なご研究・ご業務】
バイオ医薬品・遺伝子細胞治療薬の特性解析
セミナー受講料
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※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
<1名分無料適用条件>
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※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
受講について
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)
配布資料
- Live配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
- アーカイブ配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
なお、アーカイブ配信受講の場合は、配信日になります。
申込締日: 2025/05/12
受講料
49,500円(税込)/人
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2025/05/15(木)
13:00 ~ 16:00
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