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光源に左右されること無く物体認識ができる
唯一のセンシングデバイス・遠赤外線カメラについて
お話しします
講師
(株)JVCケンウッド オートモーティブ 技術本部 第9商品技術部 次長 横井暁 先生
講師紹介
■ご略歴:
1984年 北海道職業能力開発短期大学卒
同年 日本ビクター株式会社 入社
AV事業部にてビデオカメラの設計・開発業務従事
2011年 株式会社JVCケンウッドへ社名変更
2014年 オートモーティブ分野にて車載用カメラ先行開発業務従事
2016年 7月 赤外線アレイセンサフォーラム
同年 11月 ASIFスキルアップセミナー 「車載遠赤外線カメラ開発」 講演
2018年7月 産業開発機構株式会社 「赤外線イメージング&センシング」 寄稿
2019年4月 SPIE DEFENSE + COMMERCIAL SENSING 寄稿
■ご専門および得意な分野・研究:
・車載用カメラユニット及び、制御システム開発
・レンズ設計
■本テーマ関連学協会でのご活動:
2016年 7月 赤外線アレイセンサフォーラム
同年 11月 ASIFスキルアップセミナー 「車載遠赤外線カメラ開発」 講演
2018年7月 産業開発機構株式会社 「赤外線イメージング&センシング」 寄稿
同年10月 車載センシング/ビューイングカメラのシステムと材料
「車載遠赤外線カメラの技術と応用動向」講演
2019年7月 月刊OPTRONICS 注目の赤外線技術・製品 寄稿
受講料
1名38,000円 + 税、(資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき28,000円 + 税
※消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
■はじめに
遠赤外線カメラは物体から放射される遠赤外線を映像化できることから、
光源に左右されること無く物体認識ができる唯一のセンシングデバイスであり、
自動運転におけるセンサーとして注目されている。光源に左右されず夜間の視認性はもちろんのこと、
可視カメラでは判別出来ない昼間の物体認識にも活用できる性能を持つ。
しかし、コストの問題や技術的課題が多く存在するため、開発は容易ではない。
本講座は、遠赤外線カメラの基本原理、市場動向及び、車載用途における認識システム開発の
課題や効果など実機デモ、開発実例を含め紹介します。
■受講対象者:
・車載用カメラ開発技術者
・自動運転システム設計者
・車載アプリケーション開発者
・遠赤外線カメラがどのようなもので、何が出来るのか知りたい方
・遠赤外線カメラの設計技術者を目指している方
・センシングデバイスの情報を得たい方
■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
ビデオカメラの基本原理、自動運転制御システム概要
■本セミナーで習得できること:
遠赤外線カメラの基礎知識、車載用途での人物認識効果、
遠赤外線カメラ設計における技術的ハードル、センシングデバイスとしてのアドバンテージ
セミナー内容
1、自己紹介及び開発経緯と開発デモ機紹介
2、遠赤外線について
2-1 遠赤外とは?
2-2 遠赤外線特徴
3、遠赤外線カメラ原理と技術動向
3-1 基本原理
3-2 主要デバイス及び技術動向
4、遠赤外線カメラ開発
4-1 遠赤外線カメラと可視カメラ比較
4-2 センサー原理と周辺回路
4-3 レンズ素材と影響
4-4 構造設計
5、車載用途開発
5-1 温度対策
5-2 寒冷地影響と対策
5-3 飛来物対応と小型化及び、低コスト
5-4 シャッターレス技術紹介
6、画像認識開発
6-1 画像認識開発と特徴
6-2 人物認識と動物認識
6-3 画像認識におけるカメラ技術
6-4 機械学習型とディープラーニング認識技術動向
7、車載センシング用途における遠赤外線カメラ
7-1 遠赤外線カメラ固有の効果
7-2 可視センシングカメラとの比較
7-2 他のセンシングデバイスとの比較
7-3 車載市場動向と傾向
※ プラグラム変更の可能性あり
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