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全2回にわたってお届けする「アディティブ・マニュファクチャチング」特集。
設計における3Dデータの活用と合わせて課題解決策として注目を集めているアディティブ・マニュファクチャリングですが、実際にAM活用が積極的にできていない企業が大多数という現状も。第1回目は、金属AM活用を検討するにあたって直面している課題と、その課題を解決する方法を具体的に紹介しました。
第2回目の当記事では、様々な業界・分野でのアディティブ・マニュファクチャリングのGEアディティブ社などでの金属AM適用事例と、実際にAMを体感できるショールーム機能と技術インフォメーション機能、実際の積層造形を行う製造機能などをワンストップで提供する施設をご紹介します。
第1回目「すでに始まっている!日本のモノづくりを変えるアディティブ・マニュファクチャリング活用(その1)ソリューション編」はこちら
AM活用事例
ここからは、実際のAM活用の実例を紹介する。
① 【ミッドフレームアセンブリ(航空宇宙分野)】
② 燃焼器(航空宇宙分野)
品名:汎用エンジン用燃焼器
材質:インコネル718
【アディティブ製造で得られた利点】
・95%の部品をカット
・中空構造による軽量化
・多数のエアダクトにより温度維持性向上
・自由水管設計
【結果】
・サイズ:径~360mm
・ウエルドラインの消失により、断層の影響が減少
・作業工程の減少
・生産性の向上:2つの部品を1バッチで造形
③ドライブトレインハウジング(自動車分野)
品名:自動車用トランスアスクルハウジング
金型レスの試作品で、機能を統合したもの。
【アディティブ製造で得られた利点】
・中空構造により温度維持性向上(温度管理を容易に)
・アイソグリッド構造で軽量化、強硬化
・自由水管設計
【結果】
・高さ:~350mm
・生産性向上:2つの部品を1バッチで造形
・一つの造形物で多数部品からなるものと同等の機能
④ ミュージックシステムデッキ用金型(自動車部品)
⑤ PCBホルダーカバー用金型
⑥ ポンプハウジング用プラスチック成型金型インサート
【課題】
・最終製品の歪み減少
・射出成形時のサイクルタイム短縮
【アディティブ製造した結果】
・反りの減少
・最終製品の歪み減少
・コスト、製造時間のカット
・射出成形時のサイクルタイム短縮
日本のものづくり企業、エンジニアに向けたAMワンストップセンター、東京カスタマー・エクスペリエンス・センター(CEC)
実際の金属3Dプリンタでの出力物に触れることができるだけではなく、AM工程の流れを体感できる東京CEC。
日本を拠点にものづくりを行う企業にAMを体感頂くことをコンセプトとしたショールーム機能と技術インフォメーション機能、実際の積層造形を行う製造機能などをワンストップで提供する三菱商事テクノス株式会社の「東京カスタマー・エクスペリエンス・センター(CEC)」。ここではクライアント企業のエンジニア教育や定期セミナーを開催し、情報交換の場となるAMナレッジセンターとしての場づくりも行われている。
AM活用、金属3Dプリンタに関する関心があるエンジニアは一度アクセスする事をお勧めする。
【参考動画】ものづくりが変わる、三菱商事テクノスが、アディティブ製造技術で変える~東京CECの挑戦~
https://www.youtube.com/watch?v=IiYatqLB3Eo&feature=youtu.be
全2回にわたってお届けした「すでに始まっている!日本のモノづくりを変えるアディティブ・マニュファクチャリング活用」
いかがでしたか?
AM活用にお困りの方、これからぜひ導入したい方、また、実際の積層造形を行う製造機能や技術を体感できるショールームへご来場をご希望の方は、三菱商事テクノス株式会社 お問い合わせフォーム https://www.mmts.co.jp/contact/ から、もしくは 東京カスタマー・エクスペリエンス・センター(TEL: 046-271-6580)までお気軽にお問い合わせください。
この連載(全2回)の他の記事はこちら
すでに始まっている!日本のモノづくりを変えるアディティブ・マニュファクチャリング活用(その1)ソリューション編
設計における3Dデータの活用と合わせて課題解決策として注目を集めているアディティブ・マニュファクチャリング。しかし、実際に金属AM活用が積極的にできていない企業が大多数という現状もある。金属AM活用を検討するにあたって直面している課題とは、一体どんなものなのか?そしてその課題を解決する方法を具体的に紹介する。
【期間限定】金属3Dプリンター活用や「アディティブ・マニュファクチャリング」にご興味がある方におすすめの 無料オンデマンドセミナーのご案内
3Dプリンターを使う工法「アディティブ・マニュファクチャリング(AM)」の言葉は国内製造業にも浸透してきており、一部の企業ではAM技術が活用される一方、まだまだ「どのように使うのか」「どんな場面で使われているのか」をご存じない方、縁遠い技術と考えられている方も多いのが現状です。
三菱商事テクノス株式会社主催のこのウェビナーではゲストスピーカーとして金属3Dプリンターのユーザーである東芝エネルギーシステムズ(株)品質・生産企画部 スペシャリスト/(一社)日本3Dプリンティング産業技術協会理事の辻大輔様、GEアディティブシニアセールスディレクターの本郷達也様をお迎えし、AMの基礎や技術・装置の動向、海外での活用状況や事例などをご紹介します。
また、三菱商事テクノスのAM事業における造形レシピ開発や新しい取扱い製品である電子ビーム式金属3Dプリンターについてもお伝えいたします。
製造の課題解決策として注目を集めているアディティブ・マニュファクチャリングを、導入されている方だけではなく、純粋に興味をお持ちの方もぜひご参加ください!
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お問い合わせ
三菱商事テクノス株式会社
本社 〒108-0023 東京都港区芝浦3-1-21 田町ステーションタワーS 13F https://www.mmts.co.jp/contact/
東京カスタマー・エクスペリエンス・センター
〒242-0007 神奈川県大和市中央林間7-10-1 三機大和ビルB館 3F TEL 046-271-6580
◆三菱商事テクノス株式会社 https://www.mmts.co.jp/
- 創 立 1971年7月12日
- 資本金 6億円
- 株主 三菱商事株式会社 100%
- 売上高 714億円(2019年3月期)
- 人員数 338名(2020年4月)
- 事業所数 国内拠点14ヵ所、海外6ヵ所
- 事業内容 金属加工機を中心とした生産設備の販売
◆AMS(Additive Manufacturing Solution)事業概要
- コンセプト・レーザー金属3Dプリンターの販売
- AP&C、コンセプト・レーザー材料パウダーの在庫販売
- 導入支援及びアフターサービス
- AM関連ツールの販売(設計、解析ソフト、工作機械、測定機器)
- AMオリジナルツールの販売(パウダー保管キャビネット、ガス供給関連、水管クリーニング装置、流体研磨装置)
- 開発支援型設計造形サービス(部品、金型)
- 装置の時間貸し
- 装置(オリジナルツール)のレンタル
- 新材料パウダーのレシピ開発受託
[PR] 提供:三菱商事テクノス株式会社 制作:ものづくり.com 編集部 【公開日】2021年3月3日