▼さらに深く学ぶなら!
「ヒューマンエラー」に関するセミナーはこちら!
ヒューマンエラー防止策の別な呼び方として、ポカヨケがあります。これには、2つの方式があり、1つは注意式と呼ばれるものと、規制式があります。今回は、前者の注意式の防止策を紹介します。
1. 光と音を使って人に喚起させる注意式の防止策
注意式は、規制式に比べてコストがかからないので、比較的簡単に現場でも設置ができます。ただし、注意を喚起して人に気づかせることが主体となっており、喚起してもきづかなかったり、逆に故意に無視したりしてやらかしてしまうこともあります。規制式は、それ以上の行為ができなく、次の作業に移れない強制的な面があります。まずは、喚起して違反をしないように仕向けます。それでもやってしまう場合に、少しコストがかかり複雑な動きも伴う規制式にステップアップしていくとよいでしょう。
しかし、この光だけではどうしても喚起が不十分なことに、皆さんは気づかれると思います。目覚まし時計では、必ず音を併用しなければなりません。光よりも断然音が重要です。出張に行く時は、携帯電話のアラーム機能は当然です。でも万が一の場合を考えて海外の場合は、いつもアナログ式の目覚まし時計を携帯しています。
ホテルのベッド周辺に設置されている目覚まし時計も使います。必ず時間をセットした後に、実際アラームが鳴るかどうかもチェックします。場合によっては、電話でのアラームをセットします。海外は、故障がちょくちょくあるのです。ここまでしないと遅刻したら仕事がなくなることがあるので、念には念を入れます。遅刻は今もゼロです。
これに加えて、携帯でのアラーム機能にある居眠り防止の「スヌーズ機能」も1つだけでなく、2つ入力します。例えば、5時半と6時です。何重にも用意して、絶対に寝坊しないようにし...