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「持続可能な開発」の本質、SDGsのターゲットから、
最新の関連情報まで解説!
セミナー趣旨
国連によるSDGs(持続可能な開発目標)は、日本政府による「SDGs実施指針」の策定、経団連のSDGsに配慮した「企業行動憲章」の改訂に加えて、最近では、一般市民、生徒・学生の間でその認知度が向上し、またESGに配慮した投資へのシフトも進んでいます。
本講義では、サステナブル・マネジメントとSDGsを体系的、かつビジネスに重点を絞って解説し、SDGsを組み込んだ戦略マネジメントのアプローチとポイントを解説します。更にいくつかの最新の関連情報を確認します。
受講対象・レベル
経営企画部門、広報部門、IR部門、環境部門、CSR部門、経営管理部門など関連部門のご担当者様
セミナープログラム
1.SDGsをビジネスの視点で深堀する
SDGsの17の目標について、複数の切り口から分析を加え、ビジネスとの関係の深い目標を中心にターゲット・レベルまでレビューする。
(1)SDGsは国連「2030アジェンダ」で合意した期限を定めた具体的な目標とターゲット
(2)169あるターゲット・レベルまで落とし込んで検討することの重要性
(3)アンケート調査などから見えてくるビジネスが重視すべきSDGsの目標とターゲット
2.「持続可能な開発」の本質を押さえる
自らのビジネス環境に照らしたSDGsのカスタマイズと、ビヨンドSDGsにも耐えるバックボーンとなるコンセプトを確認する。
(1)SDGsの根っ子「サステナブル・ディベロプメント(持続可能な開発)」の本質とは
・ブルントラント委員会の「Our Common Future」1987年の提案
(2)バックボーンとなる重要なコンセプト
・プラネタリー・バウンダリー(地球の限界)、ドーナツエコノミー(ドーナツ経済)、サーキュラーエコノミー(循環経済)、ステークホルダー資本主義
3.SDGsを戦略に組み込む
SDGsへの対応を競争戦略として位置づけた戦略策定とマネジメント・アプローチを検討する。
(1)SDGs対応戦略のアプローチ「SDG Compass」の概要とポイント
(2)「バリューチェーン・マップ」によるインパクト評価と「マテリアリティ(重要課題)の特定」
(3)「戦略マップ」を用いたSDGsを組み込んだ価値創造ストーリーの策定と見える化
(4)<IR>(統合報告)によるSDGs戦略の開示とコミュニケーション
4.サステナビリティ・マネジメントとSDGsに係る最新情報を確認する
サステナビリティ・マネジメントの成熟度、開示基準そして日本政府によるSDGs達成のモニタリングについて確認する。
(1)「SDG Impact Standards for Enterprises(企業・事業体向け:SDGインパクト基準)」・・・SDGsマネジメントの成熟度チェック。将来は認証制度も視野に入れる。
(2)「ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)」・・・主に投資家向けのサステナビリティ開示基準の標準化の動き。
(3)「自発的国家レビュー2021(VNR)」・・・日本国政府による「2030アジェンダ」の履行に関するモニタリングの報告。
《会場参加の方への参加特典》
会場受講の皆様には、講義資料に加えて講師の著書『図解ポケット SDGsがよくわかる本』を謹呈致します。
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
キュー・エム・コンサルティング 取締役社長 公認会計士 松原 恭司郎 氏
セミナー受講料
会員 35,200円(本体 32,000円)
一般 38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
- 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
- 本セミナーはZoomを利用して開催いたします。
- ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。
事前に「動作確認ページ」より動作確認をお願いいたします。
【会場受講の方】
- お申込完了後、メールにて受講票をお送りいたします。
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