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多面的な検討事項を仕様書・手順書に反映させることができるようになる!!
セミナー趣旨
コロナ禍で冷え込んでいた設備投資もグローバル化の見直し,産業構造変化,
老朽化設備の更新等で少しずつですが検討されるようになりました。
このような中,機械加工工場,製品組立工場,物流センター等機械設備に対する要求事項は,
近年のデジタル化,知能化などの技術革新により日に日に複雑化,高度化しています。
今まで,多額の設備投資が必要となる新設建設や大規模な改造工事は厳しい経営状況で少なかったことから,
メーカ技術者や工場技術者は,機械設備の新設や大規模改造工事を担う機会が少ない状況でしたが,
今ではその機会は増え,計画,設計段階で従来以上に要求事項,仕様等について多面的に検討し複雑化,高度化した機械設備を創り出さなければならなくなっています。
特に,工場技術者にとって機械設備は,所属する会社の独自価値を生む大切な宝であることから,
その設計技術者や工場技術者は,独自の開発,設計,製造を行う他,要求事項,仕様をまとめ,
メーカやプラント会社への仕様書に過不足なく織り込むことも強く求められています。
本セミナーでは,これらメーカ技術者や工場技術者向けに,機械設備検討の基本となる流れ,考え方等の他,
計画・設計時の基本仕様,信頼性,安全性,保全性等のチェックすべきポイントを説明し,仕様書・手順書等へ反映についても解説します。
これにより,複雑化,高度化しているどのような機械設備であっても,その計画検討から完成までの検討手順が理解でき,
かつ漏れなく,効率よく機械設備の計画や設計を実施,チェックできるようになります。
尚,計画・設計時の機械設備に関する基本仕様,信頼性,安全性等多面に渡るチェックポイントについては,
マニュアル的に使えるようリスト型式でまとめているため,実務ですぐに役立ちます。
受講対象・レベル
生産/製造部門で機械プラント設備導入や操業管理,メンテナンスに携わる方
メーカ,エンジニアリング会社で機械プラント設備を計画,設計される技術,設計の方
セミナープログラム
- 1.機械プラント設備の導入決定までの流れ
- 1.1 設備設置目的の明確化(目的と目標)
- 1.2 設備計画の検討
- (1)設備計画のプロセス
- (2)基本的な考え方
- (3)設備計画の方針
- (4)設備計画時に考慮すべき点
- (5)設備が具備すべき条件
- (6)投資と予算
- (7)法規及び関係官庁への届出
- (8)リスクアセスメント
- (9)注文者として留意する点
- (10)元方事業者として留意する点
- 2.計画・設計のチェックポイント
- 2.1 基本仕様のチェックポイント
- (1)基本方針・計画(生産・処理能力,プロセス,レイアウト,コスト等)
- (2)機械設備共通(設備の形式・構造,駆動系,電気計装・制御,基礎,環境等)
- 2.2 項目別チェックポイント
- (1)性能・機能・操作性
- (2)信頼性
- (3)安全・衛生・環境・防災
- (4)保全性
- (5)機械要素
- (6)配管・油空圧シリンダ・油圧
- (7)官庁届出・チェックリスト
- 3.仕様書,図面,図書類への反映ポイント
- 3.1 仕様書
- 3.2 図面
- 3.3 要領書,手順書
- 4.設計〜製造〜試運転での見直し
- 5.完成設備の検証とそのポイント
- ◎ 質疑応答
セミナー講師
竹内 春樹 氏
TAKE技術士事務所所長
技術士 機械部門
労働安全コンサルタント
略歴
技術士(機械部門)、労働安全コンサルタント(機械安全)、安全管理者選任時研修講師。
昭和52年東京都立大学(現:首都大学東京)工学部機械工学科修了し、
NKK日本鋼管(株)(現:JFEエンジニアリング(株))入社。
プレスブレーキ、シャーリングマシン、油圧プレス等金属加工機械や鍛圧機械設備、
自動車・家電等製造メーカ向け各種FA(ファクトリーオートメーション)及びスタッカクレーンを核とする
物流機械設備等の計画、設計、開発、工事監理に携わる。
また、機械式立体駐車場・駐輪場の計画、商品開発も手掛けその普及及び部品製造工場の各種改善指導に努める。
専門領域は、機械設計、生産性向上、品質改善、本質安全化、プロジェクトマネジメント及び事業場の安全診断・改善指導等で、
日本技術士会会員、労働安全コンサルタントとして、各種機械設備の技術監理、品質、
安全に関する社会貢献活動を積極的に展開しており、機械設計、機械安全、労働安全マネジメントシステム等の講師も務めている。
セミナー受講料
21,500円(消費税込)※テキスト代を含みます。
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