セミナー趣旨
サステナビリティ(持続可能性)、SDGs(持続可能な開発目標)、ESG(環境・社会・ガバナンス)への対応に加えて、非財務/サステナビリティ情報の開示要請の動きが加速する中で、小手先の対応では十分とは言えず、サステナビリティ要素の中期経営計画への組み入れとサステナビリティ関連情報のマネジメントの重要性が増しています。
本講義では、近年その有効性が再評価されている「BSC(バランス・スコアカード)と戦略マップ」の積極的な活用を含めて、25年以上にわたりその研究と普及に携わってきた講師が分かりやすく解説します。
受講対象・レベル
サステナビリティ要素を組み入れた中期経営計画の策定と運用、そして非財務/サステナビリティ情報開示の充実を検討している企業の、経営企画、経営管理、CSR、サステナビリティ、経理など関連部門の管理者及び担当者
セミナープログラム
1.BSCと戦略マップの基本を押さえる
(1)BSC(バランス・スコアカード)と戦略マップの基礎知識
・財務のKPIとサステナビリティ関連を含む非財務KPIをバランスよくマネジメントする
「BSC(バランス・スコアカード)」
・事業戦略のストーリーを可視化し構築を支援する「戦略マップ」
・ROEツリーなどとの相違点
(2)戦略マップのフレームワークとテンプレートの見方と活用
2.サステナビリティマネジメントの基本を押さえる
(1)サステナビリティ、SDGsの概要とマネジメント上のポイント
(2)サステナビリティ関連情報開示の最新動向のレビュー
・ISSB(国際サステナビリティ基準審議会)及び日本国内の有価証券報告書開示(2023年改正開示府令)、
SSBJ(サステナビリティ基準委員会)基準案(2024年3月)のレビュー
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
公認会計士 松原恭司郎 氏
国際会計事務所系コンサルティング会社などを経て1992年に独立。バランス・スコアカード、ビジネスモデル、サステナビリティ関連のコンサルティング業務に従事。SBI大学院大学客員教授を兼務。元 中央大学大学院特任教授。
著書に『サステナビリティ・SDGs経営』同文舘出版、『図解ポケット SDGsがよくわかる本』、『図解ポケット KPIマネジメントがよくわかる本』秀和システム。『<新版>【松原流】戦略マップ/BSCとOKRの連携教本』、『ビジネスモデル・マッピング教本』日刊工業新聞社、『図解「統合報告」の読み方・作り方』中央経済社、などがある。
セミナー受講料
受講料(1名につき)
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
新規事業にアサインするべき開発者の特徴とは 新規事業・新商品を生み出す技術戦略(その95)
【この連載、新規事業・新商品を生み出す技術戦略(その94)へのリンク】 【目次】 新規事業の開発や... -
テーマ提案を強制した上に叱責するのは経営者の仕事ではない~技術企業の高収益化:実践的な技術戦略の立て方(その24)
【目次】 「この程度では、全然実行出来ないんだよね」と言ったのは、A部長でした。今日の記事の舞台は大手メーカーの研究開発部門です。所... -
R&Dのトランスフォーメーションをするには~技術企業の高収益化:実践的な技術戦略の立て方(その23)
【目次】 世間ではDX(デジタルトランスフォーメーション)とかCX(コーポレートトランスフォーメーション)とか言われていますが、あな... -
新規事業を立ち上げても無難な戦略しか出てこない理由~技術企業の高収益化:実践的な技術戦略の立て方(その22)
【目次】 今日のテーマは新規事業の評価について書きます。新規事業がうまく行かないな、とお感じの方にはお役に立つ内容だと思います。どこ...