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セミナー趣旨
ゴム製品はいろいろな配合剤の組み合わせによって作られますが、必要とされる用途・性能によってさまざまな配合パターンが存在します。このことは加硫系配合剤も例外ではなく、むしろ他の配合剤よりも配合のパターンは多く調整を行う頻度は高いのではないかと考えます。配合の調整は、さまざまな判断基準で行われます。それは、ゴム製品の性能向上であったり、不良率低減であったり、トラブル対処であったりと配合調整を行う場面ごとに優先順位は変わってくるのではないかと思います。
本セミナーでは、ゴムの加硫系配合剤の配合調整について、基本的な特徴・スコーチ・ブルーム現象・分散性など、いろいろな角度から取り挙げてみました。基本的な考え方と場面ごとの考え方を説明できればと考えています。また、最後に化学物質管理の基本として安衛法と化管法の解説を行います。
新規にゴムの配合に携わる方、改めて配合調整について見直す方などのお役に立てれば幸いと思います。
受講対象・レベル
・加硫系配合剤の基本的な特徴を学びたい方
・トラブル時における配合調整を参考にしたい方、など
習得できる知識
・硫黄の変量の影響,加硫促進剤の特徴と変量の影響
・スコーチを意識した配合処方,ブルームを意識した配合処方
・ゴムに対する分散不良の影響、など
セミナープログラム
1. 原料ゴムおよび加硫促進剤の特徴
・原料ゴムの変遷・種類と特徴NR(IR)・CR・BR・SBR・NBR・IIR・EPDM
・加硫促進剤の種類と特徴
2. 加硫系配合による加硫調整
・加硫促進剤単独配合における硫黄と加硫促進剤の変量
・加硫促進剤併用配合における加硫促進剤の変量
・NBR/CRブレンド系における加硫促進剤の変量
・加硫時間の変更による諸物性への影響
3. 加硫系配合とスコーチ
・加硫系配合剤ごとのコンパウンドの貯蔵安定性
・スコーチ防止を意識した配合
・加硫促進剤の変遷
4. 加硫系配合剤のブルーム現象
・加硫系配合剤のブルーム現象の発生原因,及ぼす因子
・ブルーム現象を意識した配合設計
・ブルーム物質の特定方法
5. 加硫系配合剤の練りと分散性
・硫黄・不溶性硫黄の分散性
・加硫促進剤の分散性と物性
・亜鉛華の投入方法と分散性
・練り量と分散性
6. 化学物質の管理について
・労働安全衛生法(安衛法)と化学物質管理促進法(化管法)
・安全データシート(SDS)
<質疑応答>
キーワード:
ゴム,コンパウンド,加硫剤,促進剤,配合剤,スコーチ,ブルーム,講座,講習会,セミナー
セミナー講師
三新化学工業株式会社 研究所 所長 技術士(化学部門) 立畠 達夫 氏
◆専門:
ゴム加硫系配合剤の配合技術
◆略歴:
1993年 岡山理科大学 理学部 化学科 卒業
三新化学工業株式会社入社 研究所配属 (加硫系の配合技術)
1999年 三新化学工業株式会社 技術部配属(プロセス設計・生産技術)
2004年 三新化学工業株式会社 研究所配属
(ゴム配合技術・樹脂硬化剤の商品化)
2018年 技術士(化学部門)取得
現在 三新化学工業株式会社 研究所長
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
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・1名申込の場合、55,000円(税込)→44,000円(税込)
・2名同時申込の場合、合計110,000円(税込)→合計55,000円(税込)
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受講について
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- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
受講料
55,000円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 安全規格
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10:30 ~
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55,000円(税込)/人
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キーワード
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