
化学素材メーカーのご担当者がUV硬化樹脂の硬化率・硬化状態の測定・評価法について解説!
■本講座の注目ポイント
★UV硬化樹脂は、その本質を理解していないと硬化不良の問題を起こしやすい材料ですが、本講座を受講すれば、これらの知識に基づいて正しく評価する技術を習得できます。
セミナー趣旨
高分子材料は、金属・ガラスなどの材料にはない性質を持つことを念頭に置いて取り扱わないと予期せぬ挙動を示すことがあります。中でもUV硬化樹脂は、その化学的挙動や硬化技術についての基礎的な理解が足りないと硬化不良を起こしやすいという難点があります。 一方、UV硬化樹脂の硬化状態の評価方法は数多く存在しますが、物理的な評価だけに頼っていると化学反応としての硬化が不完全であることを見逃す場合があります。そこで本講座では、主としてアクリル系のUV硬化樹脂について、まず化学反応に着目して硬化状態を評価する意義や材料技術・硬化技術などを簡単に説明し、次にその2つの手法として、FT-IR装置を使用する方法と光DSC装置を使用する方法について説明します。
これらの評価手法については、具体的な手順や間違いやすい点なども解説し、さらに両手法についてミリメートルレベルでのデプスプロファイル(深さ方向の硬化率分布)解析への応用を紹介します。
また、光DSC装置は世界でも数種類の機種しか販売されていませんが、本講座では一般的なDSC装置を一時的に改造し光DSC装置として利用する事例を紹介します。
習得できる知識
UV硬化樹脂は、その本質を理解していないと硬化不良の問題を起こしやすい材料ですが、本講座を受講すれば、これらの知識に基づいて正しく評価する技術を習得できます。硬化率の測定方法については具体的な手順を説明しますが、セミナー当日に理解しきれなかった場合でも、あとでテキストを読めば分かるように書かれています。
光DSC装置については、実際に使用すると計算結果としての硬化率が100%を超えるという問題にしばしば直面します。この現象の要因や修正方法について触れているものが他では見あたりませんが、講師はこれを独自に追究し解決方法を見出しました。本講座を受講するとこの現象を正しく理解し修正する方法を知ることができます。
セミナープログラム
1. はじめに
2. UV硬化樹脂
2.1 長所・短所
2.2 適用例と硬化不良例
2.3 UV硬化樹脂の材料技術
2.4 UV硬化樹脂の硬化技術
2.5 UV硬化樹脂の硬化状態の評価技術
3. FT-IR法による硬化率測定
3.1 装置
3.1.1 赤外分光分析の原理
3.1.2 装置の構成
3.2 測定手順
3.2.1 対象ピーク
3.2.2 手順
3.3 注意点
3.4 デプスプロファイリング
4. 光DSC法による硬化率測定
4.1 装置
4.1.1 DSC装置
4.1.2 光DSC装置
4.2 測定手順(内部硬化法)
4.3 測定手順(外部硬化法)
4.4 注意点
4.5 デプスプロファイリング
4.6 DSC装置の光DSC化
5. まとめ
【質疑応答】
セミナー講師
化学素材メーカー ご担当者 氏
セミナー受講料
【1名の場合】45,100円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ございません。
受講料
45,100円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:30 ~
受講料
45,100円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 分析・環境化学
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:30 ~
受講料
45,100円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂材料 高分子・樹脂加工/成形 分析・環境化学関連セミナー
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