
ICHのE6(R3)をはじめとして、日本(世界)の治験環境が大きく変わろうとしています。将来のeTMFに期待される役割や求められる事項、課題などをまとめます。
セミナー趣旨
ICH E6(R3)により、臨床試験はよりリスクベースアプローチでの効率化が可能となります。しかし、そのためには適切な運用体制(手順書や教育体制等を含めた総合的な実施体制)の構築が必要とされます。eTMFを適切に活用すれば、この治験におけるリスクベースアプローチを推進する中核となる事が可能です。また、CDISCではTMF Reference Modelのバージョン4の検討が開始され、ICH M11で実装される電子プロトコールについては、その活用方法に注目が集まっています。日本国内でも、治験エコシステム導入推進事業が立ち上がっており、臨床試験環境の刷新が行われようとしています。
本セミナーでは、E6(R3)をはじめとした、業界動向に注視し、これからのeTMFの活用術や信頼性保証のありかた、将来への期待、課題を整理して話をさせて頂います(特に日本国内)。
習得できる知識
・eTMFシステムについての基礎と現状
・E6(R3)などの業界動向とTMFの関係(E6(R3)の条項に関する詳しい解説はいたしません)
・eTMFの信頼性保証・活用術・今後・課題
セミナープログラム
1.TMFとeTMFの基礎(おさらい)
・TMFとは?
・eTMFとは?
2.業界動向
・ICH
・CDISC
・日本国内
・その他
3.信頼性保証
・eTMFにおける品質
・QCと効率化
・適合性書面調査
4.活用術とMetrics
・Metrics(Timeliness)
・Metrics(Quality)
・Metrics(Completeness)
5.今後と課題など
・施設側の電子化対応
・CRO管理
・その他(導出/導入、システム間連携、AI活用)
6.参加者質問に対する回答と質疑応答
セミナー講師
帝人ファーマ(株) 開発統括部 データサイエンスグループ 佐久間 直樹 氏
■ご経歴等
現在:臨床開発における各種システム(CTMS、eTMF)の管理、データガバナンス、ERES/CSV対応
過去:遺伝子組換えタンパク質の発現や精製、治験薬の規格及び試験方法の開発(CMC)、
治験における品質管理(QMS)、TMFマネジメントなど
■ご専門および得意な分野・ご研究
医薬品開発におけるITシステムやERES対応
■本テーマ関連の製薬協・日薬連・専門学協会及びICH等での委員会ご活動
製薬協医薬品評価委員会 電子化情報部会 部会長
ICH M2 EWG Deputy Topic Leader (DTL)
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです
→環境の確認についてこちらからご確認ください - 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
→こちらをご確認ください
受講料
36,300円(税込)/人
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
36,300円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
医薬品技術 医療機器・医療材料技術 コンプライアンス
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開催日時
13:00 ~
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36,300円(税込)/人
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2025/05/16(金)
10:30 ~ 16:301日で学べる医薬品開発の基礎~薬機法・ICHガイドライン・治験・GCP監査・市販後調査・臨床研究法など幅広く解説~<会場開催セミナー>
東京・大井町]きゅりあん5階第4講習室
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