採取済みのデータから有意な要因を判別したい
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品質工学のSN比をベクトルから考える
代表的なばらつきといえば、Range(範囲)、標準偏差をいいますが、これらは相対的なばらつきではありません。そこで、たとえば標準偏差が1mmと2mmでど... -
単回帰分析応用における信頼区間と逆推定による管理基準作成
母体から、20個とか50個をサンプリングしてきてその平均をとった場合、母体の真の平均からずれますが、どの程度ずれているのかがわかれば非常にアクションがと... -
単回帰分析における回帰式の注意点
単回帰分析とは、1個(単一)の説明変数(原因系)と目的変数(結果系)の関係を数式化することですが、基本的には直線近似を前提としています。そこで今回は、こ... -
製品設計においてアレニウスの式を活用するには
【目次】 1.加速試験とアレニウスの式 プラスチックやゴム、接着剤などの有機材料は熱や水分などにより少... -
統計手法による改善事例:検査コスト削減〔回帰分析〕
製造メーカーG社は製品品質の保証を最終分析結果にて行っていましたが、分析結果を待っての出荷となる為、 生産計画が組みにくい問題点を抱えていました。最終検... -
事例研究:原料の成分分析から異常を特定
化学薬品を製造しているM社はある時期から重要特性値Lが悪化する現象を認識した。 時系列グラフによると徐々に悪くなる傾向は無く悪いロットと良いロットがは... -
問題の具現化が解決への近道
『シックスシグマ』の問題解決サイクルDMAICは、一番最初に問題を定義するDefineフェイズから始めます。改善対象を出来るだけ具現化し、目的を明確にす... -
エクセルでの多変量解析はソルバーが必須
エクセルにソルバーという機能があるのをご存知でしょうか、知っている方は使う機会はありますか、ソルバーとは、解決するという意味のSolveから命名されてい... -
DPMOとは何か
DPMOとはDefects Per Million Opportunityのイニシャルを取ったものです。DPMOを百万個当りの欠陥数(製品百万個当りの不... -
統計教育が必須な検査担当者
測定や検査結果の値で合格判定を行い、製品性能の品質保証をする事は製造業に取っては当たり前と言える日常的作業です。一方で検査や測定の正確さや信頼性を担保す... -
コスト重視のシックスシグマ
シックスシグマとは品質管理での対日本戦略として生み出され、顧客にほぼ欠陥の無いサービスを提供するというビジョンに基づいた経営管理体系です。シグマ(=σ)... -
転ばぬ先の杖~RFCの備え
RFCとはResponse Flow Chart(若しくはchecksheet)の略語です。あまりポピュラーな用語ではありませんが、外資系の製造業では良... -
分散の加法性とは
SQC(Statistical Quality Control:統計的品質管理)というと、期待値、確率変数、標準偏差、正規分布... -
工程能力指数
◆ Cp=3.0なのに苦情が絶えないのは? Cpとは工程能力指数です。特性値が規格範囲にどの程度収まっているかを観る為の指数です。ある部品の長さ規... -
層別比較に便利なグラフ
層別比較に便利なツールとしては、『箱ひげ図』があります。箱ひげ図は少数データの扱いも容易で作成も簡便なので便利ですが、分布の中心が中央値で、分布の幅がパ... -
コスト改善と、有意差検定
コスト改善と聞いてどの様な取り組みをイメージしますか、一般的にはコストダウンと絞り込んだ方がわかりやすいかもしれません。製造業で言えばある製品を一個造る... -
パレート図を意識付けに使う
パレート図とはQC7つ道具の一つです。 欠陥数や不適合数等を要因別に分類し、度数の高い順番に並べ且つ累積和も併記した棒グラフと折れ線グラフをミックスした... -
改善してる?~『 誤差の悲劇 』
統計学を学ぶ利点の一つは「誤差」に惑わされなくなる点だと思います。同じ条件で行ったとしても同じ結果が出ない事は数多くあります。所謂ばらつきであり偶発的誤... -
プロセスのばらつきと測定のばらつき
データ分析を行う上でばらつきの評価は避けて通れません。同じ手順で実施しているつもりでも実際は微妙に異なりばらつきが発生します。そのばらつきを出来るだけ小... -
母比率の区間推定 - 視聴率の一喜一憂 -
統計的区間推定は%などの比率データにも適用できます。比率データとして代表的なものに視聴率データがあります。予備知識としてビデオリサーチ社のウェブサイト情...