測定器校正のトレーサビリティを確保したい
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統計教育が必須な検査担当者
測定や検査結果の値で合格判定を行い、製品性能の品質保証をする事は製造業に取っては当たり前と言える日常的作業です。一方で検査や測定の正確さや信頼性を担保す... -
全数調査は何の為に必要か
調査には対象全部(母集団)を調べる全数検査と、標本を採取して調査する抜き取り検査の2種類があります。しかし母集団全部を調査するのはコストや時間の問題で現... -
転ばぬ先の杖~RFCの備え
RFCとはResponse Flow Chart(若しくはchecksheet)の略語です。あまりポピュラーな用語ではありませんが、外資系の製造業では良... -
分散の加法性とは
SQC(Statistical Quality Control:統計的品質管理)というと、期待値、確率変数、標準偏差、正規分布... -
工程能力指数
◆ Cp=3.0なのに苦情が絶えないのは? Cpとは工程能力指数です。特性値が規格範囲にどの程度収まっているかを観る為の指数です。ある部品の長さ規... -
層別比較に便利なグラフ
層別比較に便利なツールとしては、『箱ひげ図』があります。箱ひげ図は少数データの扱いも容易で作成も簡便なので便利ですが、分布の中心が中央値で、分布の幅がパ... -
キャッシュを、ジャスト・イン・タイムさせるSCMのオペレーション
1. 過剰在庫を抱えていたサプライチェーン SCMの1番の問題はブルウィップ効果でした。1950年代に指摘されたこの現象により、需要変動は対策を施... -
トレーサビリティ、追跡可能性とは
トレーサビリティとは追跡可能性と言う意味です。Trace(トレース)と言う ”たどる” とかデッサン等の ”なぞる” と言う意味の単語から連想すると覚... -
ISOマネジメントシステムで継続的に改善するには
ISO 9001やISO 14001等ISO マネジメントシステム規格は、本来「改善ツール」として活用されるべきものです。これらは、「要求事項を満たし、... -
品質管理をやさしく実践し、極意に至る
ある企業から、品質向上に向けて新たなスタートを切るべく、「品質管理をやさしく実践し、極意に至る」道について講演してほしいとの要請を受けました。難しい話... -
自社利益にリンクするサプライヤーの改善
製造業に取ってサプライヤーとの関係は重要です。原料の品質管理が自企業の利益に少なからず影響を及ぼすからです。サプライヤーの品質に大きなばらつきがあると、... -
不良原因解析2段階法の解説(その2)
不良原因解析2段階法の解説、その1に続いて、今回は、実際の事例に基づいて、不十分な原因究明で終わってしまう問題を検討して、不良解析2段階法の手順と解決方... -
新しい時代のQCサークル活動の提案
最近、企業ぐるみのデーターねつ造・改ざんの問題が大きく報道されています。実は、QCサークル活動でも一部の企業で、体裁を重視した発表用のQCストーリー作り... -
MRP生産管理システムの限界
現在市販されている生産管理パッケージやMRPパッケージの生産管理モジュールのほとんどは、MRPという生産計画ロジックをベースにしています。MRP(Mat... -
品質管理の原点から考える多品種少量生産の不良削減
ある一流会社での話です。大量生産ラインでは、不良の発生が非常に低く抑えられている一方で、多品種少量生産ラインでは「ある程度の不良は仕方ない」という空気が... -
その他の統計手法 その1、箱ひげ図 / Box and Whisker plot
ヒストグラムは分布形状を知る上で非常に有効なツールですが、形状を形作るにはそれなりのデータ数が必要となります。サンプル数が5~20程度と少ないと歪な... -
Zスコアと標準化 工程能力の理解 (その4)
【工程能力の理解 連載目次】 工程能力とは 工程能力指数-Cp... -
DPMO(Defects Per Million Opportunity) 工程能力の理解 (その3)
【工程能力の理解 連載目次】 工程能力とは 工程能力指数-Cp/Cpk ... -
カザフスタンでの『カイゼン』と『リーン生産』
縁あってJICAのカザフスタン日本人材開発センター(KJC)の専門家として、生産品質管理の指導をしてきました。一方、カザフスタンでは、欧州系銀行の... -
品質マネジメントシステムを構築した時とその後
品質マネジメントシステムは、イギリスが産業界の振興を図るためにサッチャー首相の時代で定められた規格がもとになっているといわれています。首相は産業の活性化...