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【特集】技術士第二次試験対策:技術士第二次試験に関する記事まとめページはこちら!口頭試験や論文対策などのポイントについての記事を紹介しています。
2021年度・技術士第二次試験の口頭試験12月上旬から始まります。
2006年~2014年まで、埼玉県技術士会(現(公社)日本技術士会埼玉県支部)主催の技術士第二次試験対策講習会で講師を務めました。この当時、埼玉県技術士会では、技術士第二次試験対策講習会は春と秋の年2回開催していました。春は「論文の書き方」をテーマとした講座の講師を担当し、秋は模擬面接での面接官を担当しました。
今回は、模擬面接での面接官をしたときに感じたことを解説します。
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1.あいまいな回答をしないこと(自信や確信を持って回答すること)
口頭試験ではあいまいな回答をしないでください。質問に対して自信や確信を持って回答してください。
面接官をしていたとき、こちらの質問に対してあいまいな回答をされた方がいました。回答に自信がなかったのでしょうか。その回答がよく理解できなかったので、その方の回答に対して「〇〇ということでしょうか」と質問したところ、しばらく考えていましたがあいまいな回答がまた返ってきました。このような回答では評価が下がります。
技術士第二次試験を受験したとき、先輩技術士から「質問に対しての回答が出てこなかったら『わかりません』のように、わからないことを正直に回答したほうがよい。あいまいな回答をするとその回答に対して突っ込まれて質問されそこで回答できないと評価が下がる。ただ、『わかりません』と回答するだけではなく、『〇〇については不勉強だったので勉強して確認します』のような謙虚な態度や向上心を示すことも必要だ」というようなアドバイスを受けました。模擬面接の面接官をしてこのときの先輩技術士のアドバイスの意味がよくわかりました。
ただ、これも程度問題で「わかりません」を連発すれば不合格になると思いますが・・・。
2.面接官の質問には、大きな声ではっきりと回答すること
これは、面接に臨むときの態度のことです。面接官の質問には大きな声ではっきりと回答してください。声の大きさで受験生の印象が変わります。
面接をしていて、こちらの質問に対して小さな声でぼそぼそと回答する方がいました。小さな声でも回答を聴き取ることはできます。模擬面接官をしているとき「回答が聴き取れなかったのでもう一度回答してください」と言ったことはありませんでした。しかし、小さな声でぼそぼそと答えると「回答に自信がないのか?」と思ってしまいます。
模擬面接の面接官をして感じたのは、大きな声ではっきりと回答すると回答に対しての自信や確信を感じます。自信がないとどうしても声が小さくぼそぼそと回答...