メカトロ設計の3要素 【連載記事紹介】

更新日

投稿日

技術マネジメント

 

◆メカトロ設計

高度化するとは、メカトロ化することに等しいのです。メカトロニクスは物質(メカ)、エネルギー(エレキ)、情報(ソフト)の統合です。その3要素は、「物質」「エネルギー」「情報」を指します。

 

物質とは、機構と構造であり、そこに流れるエネルギー(電流)が伝達・変換されて、目的の仕事をします。情報はエネルギーの挙動を制御し、システムの安定化を司ります。これら3つの要素を擦り合わせ、バランスよく有機的に結びつけたとき、時空を超えた魅力的な機械システムが誕生します。

 

設計は、さまざまな事柄に対して意識的な作業をする行為ですが、意識し過ぎると余計なことを考えてしまい空回りしてしまいます。その時は一呼吸して、モノの本質について考えると良いでしょう。本質が見えると、すぐさま解決とはいかないまでも何かヒントのようなものを感じ、そこから新たな価値を見出すことができます。本質は色眼鏡を外し、シンプル(素直)に見ないと見えてこないのです。

 

メカトロ設計について、専門家の西田 麻実氏が次の連載記事で詳しく解説しています。

 

【メカトロ設計 連載記事】

 

 

<<この連載を利用の際のお願い>>

ここで紹介する連載の転載は固くお断りします。少人数での個人的な勉強会での使用のみに限定してください。

 


「技術マネジメント総合」の他のキーワード解説記事

もっと見る
オープン・イノベーションを社内で実現する方法  研究テーマの多様な情報源(その29)

1.自社のコア技術を外部に発信する理由    前回のその28に続いて解説します。それでは、まず自社のコア技術を外部に発信する理由は何なのでし...

1.自社のコア技術を外部に発信する理由    前回のその28に続いて解説します。それでは、まず自社のコア技術を外部に発信する理由は何なのでし...


どう強みを未来志向で設定するのか 普通の組織をイノベーティブにする処方箋 (その48)

        今回は、前回から引き続き「どう強みを未来志向で設定するのか」を解説します。前回は「将来に向か...

        今回は、前回から引き続き「どう強みを未来志向で設定するのか」を解説します。前回は「将来に向か...


クレーム率シングルppmをゼロに(7) 【快年童子の豆鉄砲】(その62)

  【連関図法で把握した原因に対する対策実施】 1.はじめに 今弾以降は、【快年童子の豆鉄砲】(その59)クレーム率シングルppmをゼ...

  【連関図法で把握した原因に対する対策実施】 1.はじめに 今弾以降は、【快年童子の豆鉄砲】(その59)クレーム率シングルppmをゼ...


「技術マネジメント総合」の活用事例

もっと見る
作業要素の進捗分析3 プロジェクト管理の仕組み (その20)

 前回のその19:作業要素の進捗分析2に続いて解説します。    一つひとつの作業要素の完了判断は、明確になっている必要があります。改めて作...

 前回のその19:作業要素の進捗分析2に続いて解説します。    一つひとつの作業要素の完了判断は、明確になっている必要があります。改めて作...


CMMIの要件管理 プロジェクト管理の仕組み (その2)

 前回のその1に続いて、今回は、CMMIの要件管理です。CMMI では次のこと(特定プラクティスといいます)ができている必要があります。   ...

 前回のその1に続いて、今回は、CMMIの要件管理です。CMMI では次のこと(特定プラクティスといいます)ができている必要があります。   ...


富士フィルムにおけるコア技術の活用戦略

 本業であるフィルム事業がなくなることを経験した、富士フィルムの技術の棚卸活動は注目に値します。アスタリフトや液晶用フィルムは、フィルム事業で培ったコア技...

 本業であるフィルム事業がなくなることを経験した、富士フィルムの技術の棚卸活動は注目に値します。アスタリフトや液晶用フィルムは、フィルム事業で培ったコア技...