責任感と当事者意識の育成法

投稿日

 

◆責任感と当事者意識は、仕事をする上でとても大切

あなたの職場では 責任感と当事者意識といった言葉が、使われることがありませんか?例えば朝礼のシーンでも

  • 「今日も責任感を持ってがんばりましょう!」とか
  • 「当事者意識をしっかり持って頑張りましょう!」など

話を聞いたり、したりすることがあると思います。それだけ、個々の責任感と当事者意識は、仕事をする上で大切なことなのです。ということは・・・・・
あなたがリーダーだとしたら、部下や後輩の 責任感と当事者意識 の育成をしなければなりません。

 

では、どうやって育成すれば良いのでしょう?今回は、簡単にできる「責任感と当事者意識の育成法」についておはなしします。職場の空気に少しずつ変化が表れますよ。

 

1.責任感と当事者意識の育成は、まずはこれから始めてみましょう!

職場など、モノを置く場所に「○○置場」といった表示をするケースをよく見かけます。

 

どこに、何を、どのように置くかを明示することは、ある意味「ルール化」が進む改善です。ただ、このルールを表示するときに、ちょっと意識して欲しいことがあります。

 

それは、リーダーであるあなたが表示するのでなく、若手に表示をさせるようにマネジメントすることです。実は、若手に表示を指示することによって、責任感の育成に繋がることが心理学の実験からも解っているのです。私たちの脳は「自分で決めたことは守る」という特性を持っています。

 

あなたもきっと、他人に言われたことよりも「自分で決めたこと」の方を守りますよね!ですから、モノの置き場所を決めたらその表示は、若手に作らせるようにするのです。心理学の実験では、標示物を自ら作るところから関わることで責任感が高まる事が解っています。

 

2.当事者能力とは、関わるモノゴトを遂行する力

モノの置き場所を決めたらその表示は、若手に作らせると、当事者意識や当事者能力の向上にもつながります。ちなみに当事者意識とは「私が直接これに関わらなければならない」という意識です。

 

当事者能力とは、関わるモノゴトを遂行する力を指します。つまり、表示を自ら行わせることで「私が直接これに関わらなければならない」という意識を芽生えさせ、責任感を育てるという流れです。

 

改善活動をしている職場でよく見かけるシーンが、リーダーが率先して標示物を掲げているケースです。

 

これでは、リーダーだけの当事者意識や責任感がさらに高まるだけで、部下や後輩の育成に深く影響することがきません。できるだけ、部下や後輩にそれを任せるようにしましょう。しかし、職場は日...

 

◆責任感と当事者意識は、仕事をする上でとても大切

あなたの職場では 責任感と当事者意識といった言葉が、使われることがありませんか?例えば朝礼のシーンでも

  • 「今日も責任感を持ってがんばりましょう!」とか
  • 「当事者意識をしっかり持って頑張りましょう!」など

話を聞いたり、したりすることがあると思います。それだけ、個々の責任感と当事者意識は、仕事をする上で大切なことなのです。ということは・・・・・
あなたがリーダーだとしたら、部下や後輩の 責任感と当事者意識 の育成をしなければなりません。

 

では、どうやって育成すれば良いのでしょう?今回は、簡単にできる「責任感と当事者意識の育成法」についておはなしします。職場の空気に少しずつ変化が表れますよ。

 

1.責任感と当事者意識の育成は、まずはこれから始めてみましょう!

職場など、モノを置く場所に「○○置場」といった表示をするケースをよく見かけます。

 

どこに、何を、どのように置くかを明示することは、ある意味「ルール化」が進む改善です。ただ、このルールを表示するときに、ちょっと意識して欲しいことがあります。

 

それは、リーダーであるあなたが表示するのでなく、若手に表示をさせるようにマネジメントすることです。実は、若手に表示を指示することによって、責任感の育成に繋がることが心理学の実験からも解っているのです。私たちの脳は「自分で決めたことは守る」という特性を持っています。

 

あなたもきっと、他人に言われたことよりも「自分で決めたこと」の方を守りますよね!ですから、モノの置き場所を決めたらその表示は、若手に作らせるようにするのです。心理学の実験では、標示物を自ら作るところから関わることで責任感が高まる事が解っています。

 

2.当事者能力とは、関わるモノゴトを遂行する力

モノの置き場所を決めたらその表示は、若手に作らせると、当事者意識や当事者能力の向上にもつながります。ちなみに当事者意識とは「私が直接これに関わらなければならない」という意識です。

 

当事者能力とは、関わるモノゴトを遂行する力を指します。つまり、表示を自ら行わせることで「私が直接これに関わらなければならない」という意識を芽生えさせ、責任感を育てるという流れです。

 

改善活動をしている職場でよく見かけるシーンが、リーダーが率先して標示物を掲げているケースです。

 

これでは、リーダーだけの当事者意識や責任感がさらに高まるだけで、部下や後輩の育成に深く影響することがきません。できるだけ、部下や後輩にそれを任せるようにしましょう。しかし、職場は日々仕事に追われ大忙しです。どうしても標示物の作成から実際に掲示するまでを任せることができない場合は、掲げるだけでも部下や後輩に任せてみましょう。そのモノゴトへの関与の度合いを増すような育成が大切です。

 

標示物の掲示を任せるだけでもオッケーです!責任感と当事者意識 の育成には、まずこれから始めてみましょう!

 

 

◆【特集】 連載記事紹介:連載記事のタイトルをまとめて紹介、各タイトルから詳細解説に直リンク!!

 

   続きを読むには・・・


この記事の著者

坂田 和則

現場を見る目が違うからリピート率90%超え。 等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。 問題/課題解決モチベーションに火を付けるのなら!

現場を見る目が違うからリピート率90%超え。 等身大の言葉で語るから現場ウケしてます。 問題/課題解決モチベーションに火を付けるのなら!


「人財教育・育成」の他のキーワード解説記事

もっと見る
内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その2)

  【この連載の前回:内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その1)へのリンク】  「内容が明確に伝わる技術文書を書くための4項...

  【この連載の前回:内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その1)へのリンク】  「内容が明確に伝わる技術文書を書くための4項...


技術者能力の評価基準 -成果を出し続ける技術者の要件-

1. 能力の評価基準策定の背景  前回、個人能力の市場価値評価、キャリアチェンジがあることは当たり前を解説しました。今回は、成果を出し続ける技術者の要件...

1. 能力の評価基準策定の背景  前回、個人能力の市場価値評価、キャリアチェンジがあることは当たり前を解説しました。今回は、成果を出し続ける技術者の要件...


「うつ病」への誤解と偏見

 近年うつ病やその予備軍の研究・技術者のカウンセリングが非常に増えています。筆者は、人財開発およびコンサルティング・スキルを学ぶ一貫として、キャリアカウン...

 近年うつ病やその予備軍の研究・技術者のカウンセリングが非常に増えています。筆者は、人財開発およびコンサルティング・スキルを学ぶ一貫として、キャリアカウン...


「人財教育・育成」の活用事例

もっと見る
人財教育・人材育成、勝ち負け思考とは?無意識に自分と相手を比較

    【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「行動科学」に関するセミナーはこちら! ▼さらに幅広く学ぶなら!「分野...

    【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「行動科学」に関するセミナーはこちら! ▼さらに幅広く学ぶなら!「分野...


人財教育・人材育成、自分と相手を区別してしまった結果の泥沼化

【目次】 1. 区別 私たちは日常生活の中で色々な区別をします。若者と年配、上司と部下など様々です。仕事の場合は役割によって区別す...

【目次】 1. 区別 私たちは日常生活の中で色々な区別をします。若者と年配、上司と部下など様々です。仕事の場合は役割によって区別す...


人財教育・人材育成、仕事の影響力を高め、仕事の満足度を高めるには

【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「ビジネススキル」に関するセミナーはこちら! 1. 継続的に成果を出して仕事の影響力を高める 仕...

【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「ビジネススキル」に関するセミナーはこちら! 1. 継続的に成果を出して仕事の影響力を高める 仕...