【技術系ビジネスリーダー養成 連載目次】
グローバル・フィールドにおける厳しい「対話」を通じてTBLは養成される
プログラムの中にもあるが、このTBL養成で重要なのは、必要なビジネス知識を学んでつくった戦略仮説を検証するためにフィールドにでて潜在顧客やパートナー候補とのヒアリングを行うステップである。ヒアリングといっても、一方向的に話しを聞くのではなく、検討している戦略内容を検証・バリューアップするための厳しい「対話」である。この「対話」は技術者養成において非常に効果がある。
社内の「ぬるま湯」と違い、第一線の厳しいビジネス環境で日々仕事をしている相手との交流は緊張感がある。戦略仮説が正しく顧客から高い評価をもらうこともあれば、戦略仮説が間違いであり全否定されることもある。しかし、そこでの成功や失敗はすべて自身を成長させるよい経験となる。顧客との対話の中で、創発的に新しい製品・事業アイデアに気づくこともある。対話を通じて、信頼関係も醸成され、貴重な人脈となり、将来ビジネスが立ち上がったときに協力してくれるアライアンスパートナーにもなるかもしれない。そして顧客や他社の技術者との交流は、自身の技術者と...