製造業が取り組むSDGs始め方セミナー。製造業にとっての効果、メリットについて(セミナー書き起こし記事)
講師:大岡 明
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/13307
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はじめに
セミナーの内容の方にも書かせていただきましたが6点ほど挙げております。特に今回は中小製造業様向けと銘打ってるだけのことありまして、よくあの大きな課題大きな取り組みとしてSDGsを紹介されることも多いんですが、中小の製造業様が具体的に現実的にですね取り扱えるように順を追って説明していきたいというふうに思っています。
でまず一つ目がSDGs に取り組んだ時のメリット、そして次には難しいのかどうかという場合の話ですね。後は他の会社の事例などもご紹介していきたいと思います。コストの面のご質問もたくさんいただきますので、この活動するのにどれぐらいのそのコストや フィー がかかるのか、あるいはどうやって始めるのかそういった事をご紹介していきます。最後にそれらを自分の会社あるいは自分自身が取り組もうと思った時に、継続してサポートが得られるようなですね、情報、サイトなどをご紹介していきます。
講師自己紹介
では最初に自己紹介をします。今日説明させて頂いておりますのは私、大岡です。SDGsというのはどんな取り組みなのかをなぜ私がお話しするかということなんですけれども、私自身SDGsの取り組みの元となる ESD という活動があるわけなんですが、1990年の後半あたりから ESD の活動を行っておりまして、その後 MDGs 、そして今お話して差し上げますSDGsということに繋がっていくんですが、長きにわたってですねこの活動をしている中で、最も重要なのは大企業がSDGs 取り組むということは当然としてですね、我々一般市民が、普通に取り組めるようにするというのが大事じゃないかなという風に感じているわけです。その中で中小企業の取り組みというのは非常に重要です。世界的に見ても重要ですしこの日本でも重要です。誰にとって重要かと言うとこの地球に住む人類、人類だけではないですね、生きとし生けるもの全てにおいて重要と言っても過言ではないんですが、事業活動されている中小の製造業の皆様においては利益が出ないことには取り組みができないという声もよく聞きます。一番最初に勘違いが無きようお伝えしたいのが、SDGs活動というのは決して無償のボランティア活動ではないということです。むしろ逆ででしてホクレン自体もSDGs活動を企業のPRとして取り扱ってくださるとそのガイドラインも出してるくらいです。 企業が SDGs を意識した活動することによって企業もちろん事業活動でビジョンも上がってその結果がですね、後でちょっと説明しますが世界の課題の解決に役立てばということで考えているものなんですね。
具体的には色々やってるんですが、去年ちょうどティカット(TICAD)という日本とアフリカの会議があったわけなんですが、ナンバーアフリカ開発銀行団、まあ日本で言うとそうですね、政策投資銀行みたいなとこなんですがそういったところに向けての活動であったりとか、あと東京の江東区ですねと連携をして、これはもう本当に小さなものづくりの工場 SME とよく言いますけれども、このSMEと一緒にですね国際的なSDGsのイベントを開催したりそんなことをやっている関係でこのようなお話をするご縁を頂きました。
去年どんなことやったのかっていうことで写真を大きくこの2つに分かれた話なんですけれども、左の方がこれ国連大学ですね。国連大学とは国連が作っている研究機関、大学なんですけれども実は世界にひとつしかありません。その一つというのがこの日本渋谷にあります。国連の研究機関ですからもちろん世界各国からいろんな方がいらっしゃって研究をしてるわけなんですが、その中でSDGsそれは非常に重要な研究の内容になっています。この研究だけではですね産業界は当然巻き込めません。ですのでかくかくSDGsというものを研究だけではなくて実業に生かそうということで活動をされています。
右の方はですね私自身がインドネシアで行なっているプロジェクトの一つの写真なんですが、農村部ですねもうあの作業も何もないようなところなんですけれども、そこに日本の製造業の企業と一緒にですね産業振興した場合あるいは産業振興するにはどのようにすればいいかというような調査と、あとはフィールドのテストを行っています。日本人のエンジニアの持つ能力や技術というのは世界でも高く評価されています。それらはですねインドネシア政府の要請のもと行うことによってもちろんですね。これは無償でやっているわけではありません。費用もいただきながら、そしてですね現地の開発に寄与できるような活動をしようということで複数の会社とプロジェクトを組んでいます。
その下の写真なんですが久しぶりに見たなと言われる方もあるかもしれません。福田元総理ですね。福田氏はですね現在日本インドネシア協会の会長をされていまして、当然ですね火の国インドネシアでの色々な活動を日本側から支援されてる方です。こういったですね国際的な取り組みに日本の中小企業、特に製造業が果たす役割は大きいのと合わせて皆様方の事業にとっても今日の話をきっかけにですね、ぜひ御社あるいはですね個人としての活動としてもSDGs取り組んで頂けたらという風に思っております。
SDGs取り組みのメリット
ここから内容になりますがSDGsに取り組んだら、どんな良いことがあるのかとメリットについてご紹介したいと思います。まあメリットは様々なところで伝えられてるとこですが簡単に四つまとめてみました。
一つ目がですねビジネスチャンスがあるということです。これ何のビジネスチャンスかと言いますと、社会課題の解決によるといえば何か事が大きくて難しそうですが、商売の基本でありますお客様のニーズをすくい取ると考えればですね、すでに国際的な 機関が各地域が世界での地域ですね課題の調査を行いました。これはいわばニーズだと思います。そこに対してですねニーズが大きい小さいというのも明確になっていますから、そこでニーズがあるところということろでビジネスとしても取り組みます。
実際の例で言いますと水関連なんか非常に活発なんですが、水資源を確保するあるいは安全な水を提供するというところこのニーズが非常に高いということで、日本でもですね具体名を出せば例えばクボタさんであるとか、あるいは大手の水機器メーカーさん等も活動されていますが、それだけではなくですね中小の独自の技術を持ったところがですねそこに対してのコミットしているというのもたくさんあります。これは今までに無かったビジネスチャンスですね。ある中小企業さんでは請負の仕事がメインであったわけなんですが、このSDGsに関係してですねその水資源をフィルターで水をろ過するような装置というのを自社で開発をして、他国に提供するということで一部メーカーのようになったというような所もあります。
2番目にビジネスパートナーとの関係性の発展これは中小の製造業において非常に関係深いところですね。ビジネスパートナーと書けばちょっとモヤっとしてしまいますが、具体的にはですね協力関係にある、例えば仕事を出してくださるメーカーさんでありますとかを想像していただければと思います。あのメーカーによってはですね勾配基準というのを設けてあります。昔はですね世審査というのは会社の規模であるとかあとは財務体質であるとかっていうのが主ででありましたが、昨今ですねその中にその協力会社の中で例えば環境問題をどのように取り組んでいるか、あるいはSDGsはやってるのか何ていうチェックシートを持ってるメーカーもありますが、そのようですね関係性を発展させるためにも SDGs の活動というのは切っても切れないことにだんだんなってきました。
三つ目に従業員の会社へのロイヤリティの向上と書いてあります。これはですね会社に勤めているまあ皆さん様々な立場の方がいらっしゃいますが、会社に勤めて例えばお給料をいただくだけでももちろんいらっしゃいます。それを否定するつもりはありません。しかし多くの場合はですね、会社に対して帰属意識があるんじゃないかなと思います。
例えば社長の人柄だったり上司の人柄だったり、あるいはお客様との関係だったり要はお金で測れないところも当然あると思います。SDGs活動を通じて従業員様と会社との会話が増えることももちろんなんですけれども、自分の所属している組織が社会の役に立っているということが具体的に明確に見えてくることによって、従業員の方もやりがいを感じるこういった事も実際にに出てきているメリットであります。
そして四つ目に ESG投融資とあまり聞きなれない方もあるかもしれませんが、実際に日本の金融機関あるいは、大手の企業なんかで盛んに言われるようになってきた言葉なんですけど、この ESG 投資というものは下にちょっとちっちゃく書いてますが、環境社会企業統治に配慮する企業を重視して行われる投融資と書いてあります。ここではですね時間の関係もありますのですべてを説明することはできませんが、SDGsというのはこの ESGの中のですねEとS に関係すると思っていただければと思います。
こういったことをやることによってまずは会社としてですね、会社の価値というのが高まるあるいは、価値が他の人に伝わるようになるというメリットがあります。従いましてですね基本的にはこれやらない理由はないと思うんですが、デメリットは?って言われてデメリットのページを作ろうと思ったんですがあまりないんですね。強いて言えば、従業員がお金を生み出す活動以外に時間を割くのであればそれはデメリットだと思うんですが、先ほどもご紹介したようなSDGsというのは事業とリンクをさせて行う活動だということですから簡単にいえば仕事をすることがSDGs活動になるというのは佐賀 ありませんので、仕事をするだけでも当然SDGs活動をひょうごう?することはできます。したがって デメリットというのは考えにくいかなと思います。お金やフィーの件は後ほどご紹介しますが、企業活動にダメージを与えるようなそういった費用やフィーがかかるものではありません。
SDGs取り組みは難しいのか?
続いてですねSDGsって難しいの?ということでその概要を簡単にご紹介したいと思います。今目の前に出してる資料にSDGsのロゴマークを出しましたが。まあ目にする機会が増えたんじゃないかなという風に思います。特にですね、このGOALSと書いてあるOの部分17個の色に分かれた丸がついてると思うんですが、バッジを目にすることも日々増えてるんじゃないかなと思います。
SDGsというのはもうご存知の方もたくさんあるかと思いますが、持続的な開発目標ということです。世界にある様々な社会課題というのを研究して、分類をしたところを17個の目標が定められたということです。目標を祈願したのが国連でありそれを国連総会にかけて国連加盟国で採択したところ、それがみんなでやろうということになったということです。それが2016年1月ですね。その16年の1月から日本も含めて国連加盟国でSDGsというものを進めていこうということで、様々な立場の人、学生さんであったり、大手企業であったり、政府であったり自治体であったりが取り組みを始めたということです。この世界各国の取り組みがバラバラにならないのは全て17個の目標169のターゲットに自分たちが何ができるか、あるいは何をしようとすると結びつけていますので、例えばポーランドの市役所の方がこんな活動するとか、韓国の学生さんかこんなことするとか色々な活動があっても、全てそれが何らかのターゲット、なんだかの目標に繋がっているというこれを世界的な大きな活動になっています。そしてですね193の加盟国は国連に入ってる国については進捗状況を年次に報告するようになっています。この日本ももちろんそうです。したがって日本政府の資金源ですねSDGsをみんなで理解しましょうという活動しているのは皆さん目に見られたことがあると思います。
ここでお伝えしたいのがSDGsというのはルールではありません。あくまで共有する目標であるということです。17個の課題を理解することで、これは先進国いわゆる発展途上新興国というのは関係ありません。どこの国でも起こり得るあるいは あるいはすでに起こっている課題というのが含まれていますので、そういったものをなくしてより良い社会にしようという思いになっています。従って目標ですから目標に難しいも簡単もないわけですね。その目標達成するのが難しいか否かと言えばもちろん異論があると思います。その目標、じゃあその17個の目標っていうのをまず理解することもこれももうSDGsの活動の一つになります 。
まあ今、 写真出しましたけど、これ小泉議員ですね。胸にこの円形のバッジ国連の SDGsの公式のバッジなんですけれども、こういったものですね身につけたり、ホームページに記載することによって自分の会社はどういう活動に取り組んでいますという証になるわけです。
よくある質問なんですが、このバッジってどこでもらうんですかとかっていう話をよく聞きます。当然私も持っておりますが、実はですねこれ何だか授与する物とかですね表彰されるものというのとは意味合いがちょっと異なります。自分がSDGs に取り組んで、あるいは自分の会社だと取り組んでいるという表明するためのものですから、自作しても構いません。ガイドラインはもちろんありますが、私としてはですね個人的にはオススメしたいのは国連の方ページを見て頂きますと公式のバッチを購入することができます。価格もそんなに高いものではありません。1000円しないぐらいかな?ですのでぜひですねこういったものを身につけるそのためにもですね SDGsってどんなものなんか理解してみるのもいいんじゃないかなと思います。
SDGsが始まったきっかけ
そして先ほど17の目標ということを言いました。この17の目標についてはですねあとちょっと触れますが、どのような流れでSDGsにつながったかというのはぜひ知っておいていただきたいと思います。
公共の動きと民間の動きと二つの軸で書きましたが、公共を見てみますと要は社会的に大きな問題が起こるその起こった時にですね、あるいは起こる前にですね国際的な会合が開かれてどのように対処していくかというのは常に行われていることです。その中でですね、例えばパリ協定なんていうのは聞かれたことがあるかもしれませんが、世界的に影響のある特に環境問題に関して色々議論が進む中で2001年からMDGs ミレニアムデベロップメントゴールズというものができました。この時は工業分野の開発途上国に向けた行動の目標ということで出たわけですね。その活動を経てですね、約10年それを行っていてパリ協定が行われてさらに洗練されたものとしてSDGsというのが2016年にできたということです。従ってですね、2016年にぽっと出たというものではないということです。古くはですねもう1960年の南北問題から端を発して社会的な課題というのは研究されていますので、そこにも繋がる、そして未来にも繋がる目標として定められているということです。そしてこれは勝手に誰か一人が定めたわけではなく、国際的なコミットメントを取ったものでいますから国際人である我々は無関係であるというわけにはいかないわけです。
下の方にまあ民間の動きを書いてありますが、特にですねと地方創生というのはこの日本では特に議論になったのか2014年ですね。その後にですね2016年SDGsが国際的に始まると同時に日本でも SDGsの推進本部というのが政府に置かれました。その後、経済団体である経団連用語は大手企業が関連している経済団体ですよね、そこが企業の指標と言いますか、まあガイドラインの中に SDGsそしてですねソサエティ5.0というもの盛り込んだのが2017年です。この辺りから日本でのSDGs の企業のSDGsの取り組みというのが加速したように感じます。
そして2017年ダボス会議が行われました。まあダボス会議細かいところはまた Web で調べていただければと思うんですが、この時にSDGsの経済価値というものが見通しが出ました。ここでですね言いたいのが先ほどと一緒です。無償で行うボランティア活動ではないというのを明確にわかりやすく示してくれたのがこのダボス会議の見通しかなと思うんですが、世界で12兆ドルほどの経済の価値があるんじゃないかという風に言われています。その前にですね、もちろん大手企業もたくさん参画してあるいは自治体公共の政府そういったところもやってるわけなんですが、経済価値というのが明確になったことからさらにその参画が加速したということです。2019年に多くの日本企業が SDGsを導入している我々が目にするようなですね、コマーシャルでありますとかあるいは企業のパンフレット等にもたくさん記載されるようになったということです。
SDGsの各ゴールについて
先ほどお伝えしている17の目標、私は民間企業にとっては16個と思っています。最後の17のパートナーシップで目標を達成しようというのは、別に民間企業がやってはいけないということですが、観光庁や大手機関向けであるというふうに考えられますので、1から16これらがですね我々一般市民、および民間企業が取り組める目標ではないかなと思います。
で一番からこうみて行きますと、まあ当たり前のことが書いてあります。貧困がなくなればそれは幸せですし、飢餓がなくなることも望まれるべき状況です。そのようなことがですね、ある中でよく考えてみると皆さんが仕事で取り組まれてる、あるいは生活の中で取り組んでいる事っていうのはすでにこの16個の中に含まれることがあるんじゃないかなと思います。
例えば中小企業の皆さん製造業の皆さんっていうのは、つくる責任つかう責任という12番これは必ず取り組んでいらっしゃると思います。品質保証の面とかあるいはですね、PL法というのもありますがその取り組みもあるでしょう。あるいは多くの会社で男女雇用機会均等法とちょっと古いですが、そこに従ってあるいはそれ以上にですね、ジェンダーの平等というのは実現しようとする職場もたくさんあると思います。細かい話ですが、従来製造業というのはお手洗いが男性用しかなくって女性用は事務棟まで行かないとなかったんですが、昨今、工場の現場にも女性用のお手洗いがどんどん設置されているなんて話も聞きますが、これってですね5番のジェンダー平等を実現しようの一つの取り組みになると思います。そのように考えていただきますと、ここに書いてある目標の中で自分たちがすでに取り組んでいることってたくさんあるんじゃないかなと思います。
それぞれ細かく見ていきますけれども17の目標は当然その中にはですね目標だけではなくて複数のですね、そこに至るまでのプロセスがあるわけなんですが、貧困を無くすってこれだけ言うと非常に重たい、貧困をなくすような活動を我々ができるのかなんて思われるかもしれませんが、実際に中小企業ですね例えば子ども食堂をやってらっしゃるお客様もいます。これは非常に近いんじゃないかなと思います。飢餓をゼロにというのはものづくりの会社がいきなりできるかと言うと難しいかもしれませんが、ある会社さんですね、農機具に対してのものづくりされている会社さんで、我々が作るものは飢餓なくすことに寄与できるんじゃないか、という風に言われてるところもありました。そのようにですね、健康でありますとか教育でありますとか様々な分野が17個あるというのをまず知っておいて頂きたいなというふうに思います。そして製造業の皆様方は先ほど言った12番つくる責任つかう責任、そして9番ですね産業と技術革新の基盤をつくろうというところには多かれ少なかれ関係をしてらっしゃると思いますので、この部分の表面は今すぐにでもできるんじゃないかなと思います。
またですね、海の豊かさとか陸の豊かさ緑ですねこういった取り組みっていうのも多くの会社で既にされてると思いますし、後は気候変動に具体的な対策というのは、日本においては工場の省エネ化スマート化においてですね、取り組みをされている製造業の方もたくさんいらっしゃると思います。こういった取り組みを自分たちがやっている、社内で行っていることですね、あるいは他のSDGsではない取り組みでやっていることをSDGsのフィルターを通してみた時に、どんなことをやっているかを整理して見える化をするというプロセスがSDGsの一番最初の取り組みです。従ってそんなにそこは難しくないと思います。何故これをやるかと言う意義なんですけれども、今目の前で見て頂いてる13番14番15番というこのマークなんですけど、これはグローバルに通用するマークです。日本語で書いてある部分は各国語版がありますので、従ってですね海外の取引先でありますとかお客様ってこれ見ると皆さん分かるようになっています。国連加盟国の中ではですね。従ってですねこういった見える化を行うことがまあ国が違ってもですね共通の話題になりますし、また自分の会社の取り組みというのは内外に知らしめるというのは大きな役割です。こういった取り組みはですねSDGsでなくてもできます。様々な何でしょう環境活動への表明でありますとかありますけれども、SDGsが最も世界的に身近で最もメジャーでそして最もコストがかからない取り組みであるという風に思います。
SDGsのゴールとターゲット
そして先ほど17個の目標と言いましたが、その中にはですねそのプロセスである169のターゲットもっと細い、目標の前のターゲットがあります。ここには貧困をなくそうというところのターゲットの一部を持ってきましたが、貧困をなくすと言ってもですね定義というのが必要ですね。何を持って貧困とするかなんですが、例えば1-1を見てみましょう。2030年までに現在1日1.25ドル 未満で生活する人々と定義されている、極度の貧困を洗える場所で終わらせようというターゲットがあります。これは日本で日本円に換算するとそうですね、150円とか200円いかないくらいだと思いますが、150円で生活する人がいるかいないかというと実際にいらっしゃいます。そういったものをなくすために自分たちができることはないだろうかという風に考えますと、自分たちの普段の活動と SDGsの活動を結びつけることが簡単なんじゃないかなというふうに思います。そしてこのターゲットはですね、国連のホームページから詳細を確認することができます。今回はあくまで一つの例として貧困をなくそう出しましたが、先程ご紹介したつくる責任つかう責任でありますとか、あと産業基盤を作ろうなどということもですね同じように斯く斯くターゲットが決まっているので是非ご一読をされてみてはいかがでしょうか。
そしてなぜ日本の中小企業におすすめなのかということで日本の状況をご案内したいと思います。
一番最初に書いてますが企業にとって義務ではありません。やらないと罰則があるとかそういうことはもちろんありませんが、社会課題の解決の取り組みを考える際の共通言語であるのは間違いありません。先ほどお伝えしたようにグローバルに通用しますし、これは2030年までのゴールを定めているものですから2030年まで有効ですね。2030年まで有効と言い方を変えればですね、2030年まで企業の 見える化、PR と言っても良いでしょうね。自分の会社がどのような取り組みをしているのかというのを表明できるというツールでもあります。そして現在ですね、他人事から自分事という書き方をしていますが、日本だけでどうのあるいは特定のアメリカだけでどうのという風な時代ではありませんし、そんな状況でもないと思います。自分の会社がもたらすメリット製品であるとか、サービスがもたらすメリットは日本国内にとどまらない場合もたくさんあります。従ってですね、自分達だけがよければいいということはですね、当然日本の会社にとっても会社にとっても個人にとっても良いことではありません。日本には従来から三方よしという言葉があります。よくSDGsですね理解するのに三方よしというのを他の国の教科書で読むことがあります。日本の三方よしというの紹介してあってこれが SDGsの取り組みの理解を促進するなどと書いてあるものもありますが、まさにその通りでして皆様方の事業活動あるいはですね、社会活動において他人事から自分事に変換するつもりがあるという表明です。そうしないといけないではありません。自分はそのように考えているということが表明されることで傍から見てですね、そういった会社もそう言った方なんだというふうに理解して頂けると思います。
これはですね、義務ではないと言いました。義務ではありませんが、企業の役割に対する期待は国連も政府も自治体も持っています。それがですね日本で言えば経団連への働きかけであり経団連の表明に繋がってるわけなんですが、これは会社の大きい小さいは関係ありません。役割に期待をされていてそれをするかしないかもちろん経営者あるいは判断する人の自由ではありますが、この期待に応えることそれがですね、社会的な要請に応えることにもつながるという風に思います。これはですね言い方を変えますと、役割に対する期待を裏切るということではありませんが取り込まないという選択を取った時に、なぜ取り組まないのかという話につながってきます。それが ESG投資でもあり先程ご紹介した大手企業の購買基準、環境活動はどうか、SDGsはどうかというようなこともひとつ言えると思います。ですのでメリットは書いたけどデメリットは書かなかったというのがまさにそこでして、普通にやっていることを表明するだけですからデメリットは存在しないと思います。それでもやらないとリスクというものにもつながってくるかもしれません。またですね、取り組む事によって新しい機会が生まれるという風にも考えます。
SDGsに関連する大きな流れ
そしてもう一つですねこれちょっと大きな話なんですが、単なるスローガンやアドバルーンのように一回言って終わりではないというのをわかりやすくしたのが、各国の国家予算の割合とあと、フォーチュンのグローバル企業、要は大きな会社ですね、どれぐらいなのか表を出しました。国家予算と企業の予算を見てみても、もはや国家と言ってもいいぐらいの会社が世界にはたくさんあるわけですね。そういった企業が例えばトヨタ自動車がですね、動くことで例えばベルギーだとかサウジアラビア以上ですね協力がある、したがって企業に対する期待は大きいわけです。そしてですねここに書いてあるフォーチュングローバル500企業の数字についてはそこの企業の話ですから、当然そこに関係している取引先でありますとか協力会社が沢山あるわけですから、もう一つの会社と動くことで国家レベル以上ですね、影響が出てくるという風に国連は考えていますし当然皆その様に思うと思います。
先ほど紹介した経団連なんですけれども、詳しくは Web 等に資料はあると思いますが、企業行動憲章というのは企業の行動はこうあるべきだという事は経団連で策定してるものがあります。これを改訂された中にですね、ソサエティ5.0及びSDGsというものが入ってきました。これが2017年です。これは多くの会社で採用されています。確かに企業としてやるべきことしか書いてませんから以上になります。これによって企業の活動は非常に円滑になりました。そしてですね政府の支援というのも徐々に始まっています。2016年にはですね実施の指針というのが国から出まして、2017年ですねアクションプランというのか策定されました。こういったものはですねすべて Web で入手することができます。特にですね、今回お聴きいただいている中小製造業の皆様に関係するのは、環境省が出しております中小企業向けSDGs の導入手引きですね。今回の話もこの内容に準拠して行なっていますが、この手引きを入手して頂きますとSDGs自分の会社でどうやれば具体的に書いてあります。是非これもですねお手にとっていただければと思います。
そしてですねえまあ概念として書きましたけれども、自社の事業活動というのが中心にあってですねそこにSDGsの視点を落とすと、何か新しいことを始めるということではないということです。自社の事業活動の中でSDGsの観点でみるとうちは何番に取り組んでるんだな、あるいは何番に影響を及ぼしてるということを理解する、その理解をしたものを表明する、そういった流れになります。その表現をすることによってですね、ポジティブなインパクトがあります。逆に証明しないことによるネガティブなインパクトというのも可能性としてあります。従ってSDGsの視点をぜひですね持ってみるといいんじゃないかなと思います。
そして、よその会社はどんな取り組みをしているのかという風なことをご紹介しようと考えてます。
SDGs取り組み<企業での事例>
全体的に見るとですねSDGsを参考にしている会社というのはどれぐらいあるかというのがですね、ここにあがっています。まあ1400社の調査なんですけれども、約23%がSDGsを参考にしている、要は先程ご紹介した自分の会社の事業をSDGsのフィルターで見るということを行っているということです。そして約10%141社が現在検討中だということですね。これは2018年の調査ですので現在はもっともっと進んでいます。
ここでまた面白いのがですね、製造業の方がSDGsを参考にしている企業の比率が多いということです。ここはですねおそらくなんですけれども、先ほど言った勾配基準あるいは取引の関係性の中で問われることが、非製造業よりも多いんではないかという風にも考えられますし、またですね、SDGsに関係する事業を行なってらっしゃる方がほとんどですので、ほとんどというか100%と言ってもいいと思います。うちの会社はSDGsには関係ないという製造業の方がいらっしゃったらですねお話ししてみたいと思うんですが、そんな方はいらっしゃらないと思いますから、それもあってですね製造業の取り組みが進んでいると考えられます。
もう少し細かく見てみますと、参考にしているところ要は取り組んでいるところというのはですね、このように赤いところが参考にしてるというとこなんですが、業種によってばらつきがあるということですね。この業者によってのばらつきをどのように考えるかこれは皆様方の事業活動の種類にも関係してきますから、ぜひですね参考にしていただければと思います。現在、対応なしとなっている会社については、このまま未来永劫やらないかというとそんなことはないと思いますので、またこれは適宜変動してくる数字だというふうに見て頂ければと思いますね。
事例としてはですね、様々な業種でSDGsの標榜は行われています。日本で例えばそうですね金沢工業大学という大学の取り組みは国際的にも評価をされていますし、あるいは情報機器メーカーのリコーさんの取り組みというのは非常にこれも世界で評価を得ている活動です。そんな大きな話ばかりではなくですね、小さな会社小さな町工場でのSDGsの取り組みもたくさんあります。簡単に言うとですねホームページを見た時に、当社のSDGsに対する取り組みあるいは考え方というようなことが書いてあって、先ほど紹介した何番に対して当社は活動を標榜してるのかを書いてあるようなページが非常に増えたと思います。これも立派なSDGsの活動ですね。それを書くということはまず世界に課題が17個あるということが理解されてて、自分の会社とその17個照らし合わせた結果自分達はこれをやっている、でそれをやるとどうなるかというの書いていってそれを念じて更新していくということになりますから、どなたでも出来るということですね。
また大手の話になりますが、もう大手になりますともう半分以上がSDGsについて勉強しています。これもですね2018年のデータですので現在はもっともっと研究が進んでいます。このようにですね大手、要は大きなメーカーさんでありますとか企業が活動始めることによってそれがどんどんダメにというのは目に見えても明らかですから、言われてするのか自発的に行うのかで大きく違うところではないかなと思います。
やはり、大きな会社になればなるほどSDGsをやるというのがありましたから、大きな会社じゃないといけないのかなんて誤解も発生したのは否めませんが、その反面、製造業って業種で考えますとSDGsへの言及の比率が高い、先ほども申しましたけども非製造業に比べて倍ほど言及されている訳ですね。非常に関係が深いということです。
どのようにか言及しているかというと、先ほど私がホームページで自分たちの活動を表明すると言っていますが、その他にもですね、トップである社長のメッセージ、あるいはですね環境担当の責任者のメッセージとして出す、 あるいはCSR の方針や考え方ということで表明をする等々書いてあります。
ここでですね中小企業において重要なのがですね、トップメッセージもちろん重要ですが一部の事業との関連付けこれが現実的で且つ効果的ではないかなという風に思います。自分の会社の全部がこうだと言う必要はありません。何々事業においてあるいは、何々セクションにおいてというような事で取り組みを始めて行くことは十分可能ですから、そういった一部の事業との関連付けで考えてみられるのも何を始めからそういった一部の事業との関連付けで見られるのもいいと思います。
そしてもあの日本の今の状況なんですけれども、まずSDGsの認識やコミットメントっていうのは大手企業については先ほど言った様にどんどん進んでいますが、政府や産業界の支援策というのがどんどんどんどん出てきています。で先ほどご紹介したSDGsの実施施策あるいはですね中小企業向けの手引きについても更新が進んでいますし、今後も更新が予定されています。それだけ問い合わせやあるいは取り組みが増えてきている証拠じゃないかなという風に思います。
SDGs取り組みに必要な費用は?
そしてですね、よくよく聞かれる敷居が高いという話と、あと値段も高いんでしょという話がありますから、はっきり言っておきますね。実は SDGsの活動については登録料あるいは参加料などは一切不要です。当然ですねコンサルタントで有償で行われてる方もあるのでそれを否定するわけではありませんが、SDGs活動自体をすること、要はSDGs のロゴを使うあるいはSDGsのバッジを身につけるということに関しての手数料というのはかかりません。ここは非常に特にこれはもう世界いろんなとこ行きますが、日本だけ誤解が多いんですが、いくらかかんのって一番最初に言われるのでここは明確に言っておきたいと思います。
じゃあお金がかからないということは逆に言うとどうやって初めて いいかわからないという問題も当然出てくると思います。実は始めるのにあたって許認可は必要ありませんから今日今現在すぐ始めることが可能です。しかしですね、えっと何もないのに始めるということは企業としても人としてもできませんから、じゃあまず今の取り組みに対してSDGs17個、民間企業においては16個の目標を関連付けてそれを事業戦略、要は普段やっている仕事の戦略の中でですね、取り込んで取り込んでと言うかも普段やってる事なんですから普段やってることがSDGsの何番だということを周知徹底をして、取り組みを開始するということが一般的ではないかなという風に思います。で今までやってることをそのままやると私はしきりに言っていますが、それが新しいビジネス機会につながると言うことはですね、例えば海外の仕事を受注すると考えた時に、今までやってることそのまんまなんだけどそれを英語や中国語で表明するということがあると思います。非常にそれに似ていると思いますね。やってることは一緒なんだけど内容を英語にしたら英語圏の方から注文があった、あるいは、中国語にしたら中華圏の方から注文があったと同様に、SDGsの表明をすることによって、その層に興味関心がある顧客からの問い合わせやお仕事を頂く事はたくさん考えられますので、そういった既存の取り組みにラベリングするということが重要だということです。そしてですね、企業価値の向上ということも併せて行いたいわけですから企業価値を上げるためにですね、ラベリングをした時にこれができたら自分たちどうなるか要は経営戦略というものを考える良い機会にもなると思います。SDGs活動するのにそれが必要だというわけではありません。ただやっておいた方が企業にとっても個人にとってもメリットがあるんじゃないかなというふうに考えます。
SDGs取り組みを事業活動と紐づける
そしてですねそのはじめ方の中で紐付けるという話をしましたが、その紐付けた後ですねちょっと難しく書くとこうなります。事業活動の評価の方法あるいはですね、優先順位目標 KPI を決めて書いてますがこれは一般的なマネジメント手法です。SDGsだからやるというわけでは決してありません。こういったことをやった方がいいんではないかということです。そしてがガバナンスマネージメントシステムと書いていますが、企業内統治という言葉をよく言われますね。 ESG投資で言うとこのGの部分なんですけれども、会社の中のガバナンスというのを改善していく、これはですねSDGs関係なしに重要ですが、SDGsを標榜しようと思った時には避けては通れません。ガバランスが重要ですかこれも取り組んでいく必要があります。
どんなことを具体的にやるかというのオレンジ色のとこに書いていますけれども、事業所内の取り組みっていうのは明確にする、あとはバリューチェーンの管理というのは自分たちの影響範囲を確認するということです。従業員教育研修コミュニケーション、ステークホルダーとのコミュニケーション、ステークホルダーとはこの場合自分たちが部品や材料を買う先であったり、あるいはお仕事を出して下さるようなメーカーさんであったりとかすると思うんですが、そこと合わせてですね赤い丸で書いてある、商品開発新規事業の検討というのも自社のSDGs活動の中に盛り込んでおくと企業価値や新しいビジネスへの機会に繋がっていくという風に考えます。
17個の目標をずっと言っておりますけれども 何度も言ってるように本業を通じた社会課題を取っていうことになっています。でですね、移動システムというのは非常に多いわけなんですが、これは自動車メーカーが多いからと言っても過言ではありません。自動車だけどありません。船も飛行機そうですが、世界的な課題というのはたくさんあるというのは言いましたが、それが17個に集約をされて自分たちでやっている事業と結びつけていくというのを世界的に行えばですね、ビジネスと持続可能な開発ということは両立そして一緒に進んで行けるんじゃないかということで委員会が設立されています。そこであの計算で出しましたのが世界全体で12兆ドルの機会が生まれていくというふうに考えられていますしこれはもっともっと増えていくんじゃないかと言われています。
SDGs実施指針での8つの優先課題
そしてSDGsの実施指針の中に8つの優先課題というのが参考の中であります。こういった事を行ったことを優先的にやっていこうじゃないかということなんですけれども、ここに書いてあることでもですね皆様方の仕事に関係してるものあるいは、会社に関係しているものもたくさんあると思います。
例えばそうですね女性活躍の推進というのは多くの会社組織で取り組まれていると思います。あるいは、障害者の自立と社会参加の支援というのもすでにやっているというのもあります。教育の充実というのもあるでしょう。よくダイバーシティという表現をされますがそういった活動というのは一番に大きく影響すると思います。その他ですね、書いてあること繰り返しになりますから色々やってらっしゃると思いますが、この6番に書いてある生物多様性、森林、海、これだけ言うとあんまりって思うかもしれませんが、環境汚染への対応というのは製造業の多くの会社でやってらっしゃると思いますし、今後も続けていかれると思います。こういったですね、自分たちの活動をSDGsのフィルターを通して見ていくと参考になればと思います。
そしてはSDGsは共通言語だと言っていますがこれも国内外同じ番号、同じマークは同じ意味を持っていますから、自分の会社がそれを表明する時に相手はそれをやってる会社あるいは、やろうとしてる会社だということがわかりますから社員の中でも教育が必要ですし、そしてですね特に競争ですね。企業ですから当然企業間の競争があると思います。そこでですね全く同じ品質で全く同じような全部が同じの中で何で差をつけるかで ESGというのは非常に今取り上げられていますから、まずですね最終的にみんながこれをやるようになるという風に想像されますが、今はやる会社とやらない会社があるので早いうちにこういった取り組みを入れていくのが重要じゃないかなという風に思います。
そしてちょっと具体的な話なんですけれども、ここに出しましたのは国際連合国連のですね、広報センターのホームページに掲載してありますロゴのガイドラインの一部を出しております。SDGsのロゴというのは無償で配布をされています。ただその使い方にはルールがあります。
例えばですね余白をどれぐらい開けましょう、あるいは並べて記載するときには間に線を書いてください。これは国際的なこれはルールです。こう言ったことを守ることが求められていますので、必ずですねこのガイドラインは守りましょう。言い方を変えれば、このガイドラインを守ることによって皆様方はそのガイドライン上に従ってこのマークを無償で使う事ができます。従って自分の会社のホームページあるいは 名刺、会社案内などにですねこう言った事を取り込もうということを一つやってみるというのも重要じゃないかなと思います。
参考情報
そしてですね、最後になりますけれども今後皆様方ご自身、自分の会社で取り組もうという時に参考になるサイトをいくつか紹介したいと思います。
まず一番上にある国連グローバルコンパクトというのはですね。あ、これはネットで調べていただいてもこの URL 叩かなくても出てくると思いますが、これはもうほんとSDGsの本丸ですね。SDGsというのがどんなもので、世界的にどういうものか、そして先ほど紹介したロゴのガイドラインとかロゴマークの取得などが出来ますので、この国連グローバルコンパクトはぜひ見ていただければなと思います。SDGsの関係の情報で英語のサイトがたくさんあるんですが、今回ご紹介してるのは全部日本語のサイトですので安心して見て理解いただけると思います。
次の SDGsイニシアティブジャパン というはこれは民間の団体なんですけれども、ここはですね中小企業の具体的な社会的な活動について支援をしている東京にある団体です。私もここの役員もやってますけれども、実際の中小企業あるいは製造業が多いんですが、製造業がどんな活動しているか参考になると思います。
そして三つ目ですね財務省のSDGsサイト。これは日本政府が開いているものです。日本において日本の会社においてですね、どのようにSDGsが関係しているのかとかを分かりやすく説明してありますし、日本語の情報がたくさんありますのでそれにこういったですね参考になるサイトも利用しながら、SDGsについての理解を深めていただいて皆さんの活動をご支援できればなという風に思っています。またあのやってみたけどわからないとか色々聞いてみたいということがありましたら、私の方にお問い合わせ頂いても構いませんので、おそらくものづくり. com のあのサイトの方からも問い合わせしていただけるようになってると思いますので、ぜひですね皆様方のSDGs取り組みを推進されてみてはいかがかなというふうに考えます。
それではですね、小製造業に向けたSDGsのセミナーをここで終わりたいと思います。ご清聴ありがとうございました 。