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加工方法の基本を知り、現場との意思疎通を図る!
本講演では、現場で困難になる事例をもとに、加工現場の立場に立った設計の観点から分かりやすく解説します!
セミナー趣旨
加工現場で発生する 「加工困難な部品形状問題」は昔からありますが、原因の多くは 、加工方法の考慮が足りない図面によるものです。設計と製造の現場が切り離されて「設計と組み立ては自社。部品加工は外注」というメーカーも増えました。その中で計算やCAD操作には長けているが、材料を触ったこともなければ加工経験もないといった若手が増えている”現状に問題を抱いています。これこそが、「加工屋泣かせの部品図面」が生み出されてしまう元凶になっているのかもしれません。
CADは加工方法が分からなくても、操作を覚えてしまえばそれなりの絵が描けるツールです。しかし、その絵に描いた餅を食えるようにしてくれるのは、他でもない加工現場です。設計に携わるのであれば自分の描いた絵がどのような手順で現物化するのかを知らないまま、絵だけを描き続けることに不安を感じませんか?また、設計者でなくても、顧客とのやりとりを円滑にするために加工方法を知っておきたい間接部門の方もいらっしゃると思います。
これを機に、機械部品の加工方法にはどのようなものがあるのかを知り、それぞれのメリット/デメリットをつかんでおきましょう。
習得できる知識
1, 部品を加工する各機械の動作原理と 加工の特徴がつかめます。
2, 加工サンプルに触れることで「なぜこの加工法を使ったのか」を理解できます。
3, 加工方法ごとの設計留意点がわかります 。
セミナープログラム
1.機械加工の代表・旋盤加工とフライス加工
1.切削加工とは
2.旋盤・フライス盤の仕組みと加工例
3.加工における設計上の留意点
4.【ミニ演習】加工法ミニクイズと投影図描きとり
2.切削とは違う研削加工とブローチ加工
1.研削加工とは。切削加工との違い
2.平面研削盤の仕組みと加工例
3.円筒研削盤とセンターレス研削盤の違いと使い分け
4.ブローチ加工の用途と加工例
5.研削 加工における設計上の留意点
3.非接触加工・放電加工とレーザー加工
1.放電加工の原理
2.放電加工の種類と特徴
3.ワイヤー放電加工の加工例
4.型彫り放電加工の加工例
5.細孔放電加工の用途と注意点
6. 加工における設計上の留意点
4.加工方法の組み合わせ事例
1.加工不可判断を撤回して実現した 複数の加工法の組み合わせ実例の紹介
2.現場が困らないための設計者の心得
(品質、予算、納期のバランスをとるために加工知識は欠かせない)
機械加工,旋盤加工,フライス加工,切削,研磨加工,レーザー加工,セミナー,講演
セミナー講師
Material工房・テクノフレキス代表
長野県南信工科短期大学校 非常勤講師
独立行政法人長野職業能力開発促進センター松本訓練センター
講師 藤崎 淳子 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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