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コーポレートPPAの基本と実務上のポイント
セミナー趣旨
日本において、2050年のカーボンニュートラルの実現を目指すことが宣言されて以降、日本国内における環境問題に対する意識は高まりを見せており、企業としても、カーボンニュートラルの実現に向けた取組みは無視することはできません。
それでは、企業として、カーボンニュートラルを実現するためにはどのような手段があるのでしょうか。そのための手段として、近時、環境価値取引、とりわけコーポレートPPAが注目されています。特にコーポレートPPAには、様々なスキームが考案されているところ、各スキームのメリット・デメリットを正しく理解しておくことが重要です。
そこで、本講演においては、環境価値取引の基本を押さえつつ、コーポレートPPAのスキーム構築のポイントや契約上の留意点を解説いたします。
受講対象・レベル
経営企画部門、法務部門、調達部門、環境部門、サステナビリティ部門、その他関連部門のご担当者様
セミナープログラム
1.環境価値の意義
(1)環境価値の法令上の位置付け
(2)環境価値に関連する制度的枠組み
(3)環境価値の調達方法~相対調達と市場調達~
2.環境価値の種類とその活用方法
(1)非化石証書
(2)グリーン電力証書
(3)Jクレジット
3.コーポレートPPAの全体像
(1)コーポレートPPAの概要
(2)フィジカルPPAの各種スキーム
(3)フィジカルPPA~オンサイトPPAとオフサイトPPA
(4)バーチャルPPA
4.コーポレートPPAの主要なリスクとポイント
(1)コーポレートPPAに潜む潜在的リスク
(2)各スキームのリスクの分析
(3)リスクヘッジのための契約上の手当てのポイント
5.質疑応答/名刺交換
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士 木山 二郎 氏
2010年、森・濱田松本法律事務所に入所。2021年パートナー就任。2014年から電力広域的運営推進機関(OCCTO)に出向し、同機関の設立に関与する。現在は出向経験を通じて培った知見を活かし、多数のエネルギー関連企業に対してアドバイスするほか、他の専門分野である危機管理・コンプライアンス、紛争処理、事業再生等とエネルギー分野が交錯する領域に特に専門的知見を有する。近著として、「生まれ変わる非化石価値取引市場 『非化石価値』を取引する新市場 需要家・小売事業者に与える影響」(エネルギーフォーラム)、「電力事業の市場環境と事業再生のポイント」(研究開発リーダー)、「電気事業とコンプライアンス」(電気新聞)など多数。
セミナー受講料
会員 35,200円(本体 32,000円)
一般 38,500円(本体 35,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
- 視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
- 本セミナーはZoomを利用して開催いたします。
- ネットワーク環境により(社内のセキュリティ制限等)ご視聴いただけない場合がございます。
事前に「動作確認ページ」より動作確認をお願いいたします。
【会場受講の方】
- お申込完了後、メールにて受講票をお送りいたします。
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