現場で役に立つGMP推進のための「統計的品質管理」総合コース2024【Cセミナー】応用「安定性試験の評価と有効期間の設定」

【受講者限定特典】各セミナーで統計実習用Excelデータを配布

【アーカイブ配信受講】 2024年9月30日(月)  配信開始(視聴時間:約3.5時間/視聴期間:9/30~10/28)

本セミナーは、現場で役に立つGMP推進のための「統計的品質管理」総合コース2024のCセミナーになります

私が講師を務める分析法バリデーションのセミナーで受講者から安定性試験データの統計解析について質問やセミナーの要望を受けることが少なからずありました。そこで安定性試験に特化して、データの統計解析、結果の解釈、有効期限や規格外れのリスクについての考察を中心とした解説を企画しました。データの統計解析は具体的なデータを用いて絵やグラフを使いながら勉強していくと意外と分かりやすいものです。
なので、実際に遭遇するであろう具体的事例を用いて、一緒にレポートを作成するようなストーリー仕立ての内容にしました。皆様が日常的に直面している問題解決に少しでもお役に立てれば幸いです。

セミナー趣旨

「統計的品質管理」総合コース2024とは
医薬品や医療機器の品質は外観からでは判断できないため、我々には使用者(医療関係者や患者)に具体的な安心感を与える義務(説明責任)があります。ここで言う具体的な安心感とはエビデンスに基づいた科学的根拠のことです。そのためには統計の基礎はもとより、検定、推定、サンプリング理論、実験計画法と幅広い力量が必要です。これを隈なく学びたいと言う方も、一部分だけで十分と言う方もいると思います。
そこで、本総合コースでは、共通基礎セミナーといくつかの応用セミナーを取捨選択できるようにしました(パターン1-5のコースを参考に申込みください)。統計は具体的なデータを用いて絵やグラフを使いながら勉強していくと意外と分かりやすいものです。全てのセミナーに計算のデモや演習を組み込んでありますので、統計初心者の方も安心してご参加下さい。皆様が日常的に直面している問題解決に少しでもお役に立てれば幸いです。
なお、各応用セミナーの内容は相互に関係はありますが独立していますので、他のセミナーを受講していなければ理解できないということはありません。
 また、演習にはExcelのアドインツールである「分析ツール」を使いますので、事前にインストールしておいてください。

セミナープログラム

1.問題提起と現状認識
 1.1 経時変化のグラフが凸凹している!
 1.2 ロットによって変化の程度が違う?
 1.3 将来予測は直線で良いのか?
 1.4 サンプルの試験結果が規格内だったらセーフ?

2.安定性試験の結果を記述する
 2.1 平均値の多群比較(一元配置分散分析)
 2.2 一元配置分散分析を用いた安定性試験データの要約(前提とメリット)
 2.3 経時変化の折れ線グラフに付けるヒゲはSDそれともSE?

3.安定性試験の測定誤差を深掘りする(システム再現性から室内再現性まで)
 3.1 各階層の誤差の大きさの求め方
 3.2 併行精度、日間誤差が安定性試験に与える影響(シミュレーションで考察)
 3.3 経時変化のグラフが凸凹になる原因と対策

4.Excel による数値解析を⽤いた ICH Q1E 解説
 4.1 回帰直線の95%信頼区間
 4.2 傾きの同等性評価
 4.3 切⽚の同等性評価
 4.4 有効期限の算出
 4.5 経時変化のモデル化は可能か?
 4.6 変化が直線的でない場合の対処

5.潜在リスクを考慮した規格値の設定
 5.1 実測値の3シグマ限界から決めるのはハイリスク
 5.2 測定誤差、製造のばらつきを織り込む

セミナー講師

スタット・イメージング・ラボ 代表 福田 晃久 氏 
略歴
1979年 上智大学理工学部 化学科卒(工業物理化学研究室)
1979年 日本グラクソ株式会社(現GSK)入社、今市工場品質管理部配属
1987年 日本科学技術連盟 品質管理ベーシックコースを主席で修了
1988年 日本規格協会 実験計画法セミナー(品質工学)を次席で修了
1991年 日本グラクソ株式会社(現GSK)開発本部 メディカルデータサイエンス部 課長
2001年 グラクソスミスクライン株式会社 製剤研究センター 課長
2003年 ノボ ノルディスクファーマ株式会社 郡山工場 品質管理部/品質保証部 部長
2013年 共和薬品工業株式会社 信頼性保証室 品質保証部/三田品質保証部/品質保証推進部 部長
2019年 スタット・イメージング・ラボ 代表

溶出試験判定法2の統計的考察(May 2019, PharmTech Japan)
溶出試験判定法1の統計的考察(June 2019, PharmTech Japan)

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

27,500円( E-mail案内登録価格26,120円 )
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2名で 27,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額13,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • 製本テキスト(配信日の4、5日前に発送予定)
    ※配信開始4営業日~1日前にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、配信開始日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
  • Excel実習について■ (必須ではございません)
    本セミナーの講演中にExcel実習を行う箇所がございます。
    参加される際に、配布Excelをもとに実施していただくと理解度が深まります。なお、演習は講師のデモも同時進行で行いますので、実施しなくても支障ありません。
    Excel実習を実施する際は、Excelアドイン「分析ツール」を組み込んでください。

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


0:00

受講料

27,500円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

全国

主催者

キーワード

医薬品技術   医薬品・医療機器等規制   SQC一般

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医薬品技術   医薬品・医療機器等規制   SQC一般

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