以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
セミナー趣旨
カーボンニュートラルの時代が到来すると化石資源は一切使えなくなる。バイオマスは、環境破壊になる恐れがあり、使える資源的な量は少ない。究極的には、大気中のCO2と再エネ電力の電解水素で燃料や化学品を製造するしかない。欧米では既にCO2とH2からメタンやメタノールが合成されている。化学品の製造も始まっている。これらの技術を紹介し、カーボンニュートラルに向かって必要とされる技術を詳説したい。
セミナープログラム
1. CO2
(1) CO2原料
(2) CCSの課題
2. CO2から燃料の合成
(1) ドライリフォーミング(CO2とメタンから合成ガス)
(2) 逆シフト反応(CO2のCOへの還元)
(3) メタン合成
① 欧州技術動向
② 国内動向
(4) LPG合成
(5) e-Fuel
① 合成ガソリン(CO2と電解水素からガソリンの製造)
② SAF(CO2と電解水素から゜航空燃料の製造)
3. CO2から化学品の製造
(1) メタノール
(2) DME
(3) エタノール
(4) 軽質オレフィン
(5) 芳香族
(6) 機能化学品
4. ポリマー合成
(1) ポリカーボネート
(2) PE
(3) PHA
5. 関連質疑応答
6. 名刺交換・交流会
■人脈形成・新規顧客開拓・新事業展開にお役立てください。
■ライブ配信受講の方も、会場の名刺交換終了後に講師と個別オンライン対話ができる時間を設けております。
セミナー講師
アイシーラボ
ICLabo(Industrial Catalysts Laboratory)
代表
室井 髙城 氏
略歴
1968年
福島工業高等専門学校 工業化学科 卒業
住友金属鉱山株式会社 入社
住友金属鉱山中央研究所配属
1969年
日本エンゲルハルド株式会社(現エヌ・イーケムキャット(株))
市川研究所 出向
1970年
日本エンゲルハルド株式会社 本社営業第一部
化学触媒の販売、自動車触媒の販売に従事
1972年
日本エンゲルハルド株式会社 大阪支店
カスタム触媒の開発に従事
公害防止VOC除去触媒の開発
1982年
日本エンゲルハルド株式会社 本社営業第一部
カスタム触媒の開発
Engelhard社のProcessの ライセンシング
カスタム触媒開発グループリーダー
1998年
エヌ・イーケムキャット株式会社(旧日本エンゲルハルド株式会社)
化学触媒事業部 事業部長
2000年
理事・化学触媒事業部 事業部長
2002年
事業開発部 燃料電池触媒&新規事業担当部長
Engelhard社(現BASF Catalysts) ポリオレフィン触媒担当
2003年
執行役員 化学触媒事業部
2005年
触媒学会功績賞
2006年
触媒学会副会長
早稲田大学客員研究員
2007年
エヌ・イーケムキャット株式会社 常勤顧問
神奈川大学非常勤講師
2008年
エヌ・イーケムキャット株式会社退社
アイシーラボ (工業触媒コンサルタント) 設立
BASFジャパン主席顧問
2009年
日本ガス合成執行役員
2012年
フロンティアラボ顧問
2014年
NEDO 戦略センター フェロー
専門
工業触媒、触媒化学、CO2触媒反応、廃プラのケミカルリサイクル
工業触媒の開発がライフワーク
セミナー受講料
1名:33,640円(税込)2名以降:28,640円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合)
受講について
会場またはライブ配信受講
ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLと
ID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
アーカイブ配信受講
<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎを
させていただきます。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
事業アイディアの企画を後押しする要素、新規事業・新商品を生み出す技術戦略(その96)
【この連載の前回、新規事業・新商品を生み出す技術戦略(その95)へのリンク】 【目次】 ▼さらに深く学ぶなら!「技術マ... -
新規事業にアサインするべき開発者の特徴とは 新規事業・新商品を生み出す技術戦略(その95)
【この連載、新規事業・新商品を生み出す技術戦略(その94)へのリンク】 【目次】 新規事業の開発や... -
テーマ提案を強制した上に叱責するのは経営者の仕事ではない~技術企業の高収益化:実践的な技術戦略の立て方(その24)
【目次】 「この程度では、全然実行出来ないんだよね」と言ったのは、A部長でした。今日の記事の舞台は大手メーカーの研究開発部門です。所... -
R&Dのトランスフォーメーションをするには~技術企業の高収益化:実践的な技術戦略の立て方(その23)
【目次】 世間ではDX(デジタルトランスフォーメーション)とかCX(コーポレートトランスフォーメーション)とか言われていますが、あな...