5G/ローカル5Gの最新技術動向と6G(2030年)への展望~何が出来るか、何が変わるか、技術の徹底把握へ~

超高速大容量通信、超高信頼低遅延通信、
多数同時接続の到来を把握!


実現するための新しい無線通信物理層、システムアーキテクチャに関する技術とは!
ローカル5Gと競合する無線LANの技術、動向も解説いたします

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    セミナー趣旨

     5Gは、超高速大容量通信、超高信頼低遅延通信、多数同時接続の異なる3種類のサービスを提供する公衆網である。ローカル5Gは、5Gの技術を用いて企業向けを中心に数百m四方の特定領域内で5Gが提供する3種類の サービスを利用できる自営網である。ローカル5Gは「公衆網のように輻輳しない」、「必要な場所・期間に 柔軟に構築できる」、「データがローカルに留まる」という特徴がある。
     本講演では、2019年にプレサービスが開始された5Gの技術を概説した後、ローカル5Gの最新動向について述べる。

    習得できる知識

     5G、ローカル5Gを実現するための新しい無線通信物理層、システムアーキテクチャに関する技術。特に、超高速大容量通信、超高信頼低遅延通信、多数同時接続のサービスを提供するための個々の実現技術。5G、ローカル5Gを利用した時のアプリケーション。ローカル5Gと競合する無線LANの技術、動向。

    セミナープログラム

    1.携帯電話網の標準化機関と動向
     1.1 3GPPとITU/ITU-R
     1.2 携帯電話網の変遷

    2.3GPPとITUの組織構成と活動
     2.1 3GPP
     2.2 ITU-RとITU-T
     
    3.5G携帯電話網
     3.1 5Gに向けた3GPPの活動
     3.2 5Gの利用シナリオ、要求条件、
     3.3 3種類のサービス: eMBB(超高速通信)、URLLC(超高信頼・低遅延)、mMTC(多数同時接続、IoT/LPWA対応)
     3.4 IoT向けのLPWAとmMTC
       (1) LPWAとIoTシステム
       (2) 独自仕様のLPWAとLTE版LPWA
       (3) 4GのLTE版LPWAから5GのmMTCへ
     3.5 5Gの技術概要
       (1) 物理層Ⅰ: 全体概要
         ① 周波数利用率向上
           *MUST符号化方式とNOMA、Filtered-OFDM、Massive MIMO
         ② 周波数帯域の拡大
         ③ 高密度ネットワーク
           *デュアルコネクティビティ、高度化C-RAN、C/U分離、スモールセル
       (2) 物理層Ⅱ: リリース15(2018.6に完了)の5G基本仕様
         ① 5Gアクセス網(NR)の主要諸元
         ② 5Gアクセス網標準仕様 - 高速化大容量化
           *広い周波数レンジへの対応、広帯域への対応、Scable numerology/Short TTI、新チャネル符号化(誤り訂正符号(LDPC/Polar符号)、Massive MIMO/アクティブアンテナ・ビームフォーミング
         ③ 5Gアクセス網標準仕様 – 低遅延化
           *Short TTI、高速再送制御Fast HARQ-ACK
       (3) 使用周波数(ITU-R WRC、国内における検討詳細)
       (4) ネットワーク概要
         ① 4Gと5Gのネットワークアーキテクチャ比較
         ② RAN-CNアーキテクチャ(NSA(4Gと5Gのハイブリッド)とSA(5Gのみのスタンドアロン))
         ③ コアネットワーク
         ④ 5Gネットワークの進展推移
       (5) システムアーキテクチャの技術要素
         ① ネットワーク仮想化(SDN/NFV、MANO、ネットワークスライシング)
         ② MEC
         ③ V2X(C-V2X vs. DSRC)と自動運転支援
         ④ SON(自己組織化ネットワーク)   
       (6) 3種類のサービス(eMBB, URLLC, mMTC)の実現技術まとめ
       (7) リリース16(2020.3完了予定の5G全体仕様)に向けた2019.4現在の主な提案
         ① URLLCと工業向けIoT
         ② MIMO拡張
         ③ ユーザ端末低消費電力化
         ④ V2X
         ⑤ セルラーIoT(4G)と5Gへの拡張
         ⑥ 有線LANサービス
         ⑦ サービスベースの5Gシステムアーキテクチャ
       (8) 5Gのチップとモジュール
       (9) 5Gのまとめ
       (10) 2017-2020年の国内実証実験
     3.6 3GPP、ITU以外の機関の動き  - ETSI、5G PPP、oneM2M、OMA、NGMN、5GMF(国内)
     
    4.6G携帯電話網の展望、課題
    5.ローカル5G
     5.1 ローカル5Gとは
     5.2 ローカル5Gのコスト面での実現性
     5.3 ローカル5Gの運用方法
     5.4 ローカル5Gで実用化が期待されるアプリケーション
     5.5 ローカル5GとIoT
     5.6 ローカル5G vs. 無線LAN

      □質疑応答・名刺交換□

    セミナー講師

    千葉大学 名誉教授、工学博士 阪田 史郎 氏
    【経歴】
    1974年 早大理工電子通信修士卒
    1974年 NEC入社(中央研究所)
    1996年 パーソナルC&C研究所所長
    1997-1999年(兼)奈良先端科学技術大学院大学客員教授
    2000年 インターネットシステム研究所所長
    2004年 千葉大学大学院教授
    2019年 千葉大学名誉教授
    【専門】
    情報通信ネットワーク。現在は主に5G. ローカル5G、IoT、LPWA
    【主たる単著書】
    ・マルチメディアとネットワークによるグループウェア実現技術、SRC(1992年)
    ・M2M無線ネットワーク技術と設計法、科学情報出版(2013年)
    ・無線通信の話、電気書院(2016年)
    【学会活動】
    1991年 電子情報通信学会 企画幹事
    1997-1999年 情報処理学会 理事
    2004年 電子情報通信学会 理事
    2003-2004年 情報通信学会 監事
    2006年 電子情報通信学会 評議員
    2009年 電子情報通信学会 評議員
    【受賞歴】
    2001年 情報処理学会フェロー
    2007年 電子情報通信学会フェロー
    2007年 IEEE Fellow
    2009年 総務省関東総合通信局長賞
    2010年 電子情報通信学会顕彰功労賞
    2017年 情報処理学会功績賞

    セミナー受講料

    49,500円( S&T会員受講料47,020円 )
    (まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
    詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
    S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
    2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

    【1名分無料適用条件】
    ※2名様ともS&T会員登録が必須です。
    ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    ※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
    ※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
    ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
     (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
    ※他の割引は併用できません。


     

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    キーワード

    通信工学

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