書評検索結果

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「誰も教えてくれない工場の損益管理の疑問」本間峰一著

投稿日 2016/05/24

本書はNECで長年生産管理部門で実績をあげ、独立後も100社以上の業務改善に成果を上げてきた著者が「工場の損益」について徹底的に解説した書です。
経営陣から「原価を下げろ」という指示が頻繁に来るわけですが(^_^;)それが何を意味するのか、どうやって実現するのかは指示する/される双方で分からなかったり、食い違っていたりします。
本書では原価の意味、分類そしてその改善方法の両方について多角的に解説した上で、やるべき項目と手段を明確にしてゆきます。
生産現場であるいは設計部門の管理者として「原価」に悩む皆さんにおススメの一冊です。
好評により、重版、決定です。

「現場の問題解決実践マニュアル」澤田淳・柿内幸夫著

投稿日 2016/05/12

創造的な仕事というのは、言ってみれば問題解決を継続するようなものです。本書は、元日産自動車の現場で問題を解決してきた二人の著者が生産現場の問題解決を詳説した一冊です。

 まずは問題の設定方法を述べた後、問題自体を(1)突発不良対応型、(2)慢性不良対応型、(3)未然防止型、(4)現場改善型、(5)現場革新型に類型し、それぞれについての特徴と解決手順を解説します。

読み進めると、上記タイプによって手順と注意点が大きく異なることが理解でき、この構成を理解すれば、自分の組織での問題解決計画の進め方が一気に理解できます。現場の問題を整理しきれていない監督者におススメします。

 

「問題解決力」稲崎宏冶著

投稿日 2016/04/26

本書は国際製造コンサルタントだった著者が、問題解決にはOSがある、という持論の元にフレームワークに従った解決法を整理したものです。

元々が制御系エンジニア出身ということもあって、整理の仕方はPMBOKなど標準的なプロジェクトマネジメントに似た部分が多くみられます。

結論としてフレームワークが重要ながら自ら課題を見つけて、考えて、主体的に行動するという自律こそが大事と見ています。行き当たりばったりの活動で成果が出ないとお悩みの目標の高いプロジェクトを抱えたリーダーにおススメします。 

「最強フレームワーク100」永田豊志著

投稿日 2016/02/05

本書はリクルート社時代から独立後まで、新規事業畑で活躍した著者が、限られた時間の中で効率よくクリエイティブな仕事をするためのフレームワークやツール、いわば知的生産の方法を紹介します。

定番のMECE、ロジックツリーに始まって、各種データチャート、さらにパワーポイントの作り方、使い方まで、著者の創造法のノウハウが満載です。

必死に仕事をしているのに、なかなか成果が上がらないとお悩みのあなたにおススメの一冊です。