【教育システムの設計:多能工・技能工人材の育成 連載目次】
- 1. 教育の目的・対象
- 2. 信賞必罰でメリハリをつけるための信賞必罰制度を運用する仕組み
- 3. 人事システム
- 4. 新人の教育プログラム内容
- 5. 人材育成の問題点
- 6. 全社ぐるみ品質教育の必要性
- 7. 多能工化するための手順
- 8. 人材マップ作成の目的
② 教えている間に自分でやったほうが早いので、仕事を任せようとしない
③ いちいち教えるのは、手間が掛かり面倒くさい
④ 教育計画が建前となっていて、中身が十分でなく効果が上がらない
② 新人の能力を把握する(学校を卒業して入社した場合は能力ゼロと捉える)
③ 現在の能力と、必要とされている能力の差がOJTのニーズとなる
④ ニーズに基づいて、個人別にOJT計画書をつくる
⑤ OJTの実施、遅れた場合は、計画を見直して日程を組み直す
⑥ 終了にて、受講者はOJT受講報告書を作成する
⑥ 評価とフィードバック(教育実施者は結果を評定し、フォローする)
【新人の教育プログラム内容】
② 組織構成員・社会人としての意識・価値観の形成
③「指示待ち」「他人依存」「責任転嫁」の姿勢を排除
④ 自分で考え、学ぶ自立した企業人としての態度を教える
⑤ 専門業務、技能の内容を習得する
【OJTを行う側の監督層の実施しなければならない事】
② 新人の現状能力・資質の測定
③ 各新人ごとの教育ニーズの把握と、教育メニューの作成
④ 教育メニューに基づくOJT計画書の作成
⑤ OJTの実施と客観的評価の実施、フィードバック