「6つのルールと18の書き方」に関し、「6つのルール」および「18の書き方」の概要について解説しています。「6つのルールと18の書き方」を以下に示します。
【この連載の前回:内容が明確に伝わる技術文書の書き方(その10)へのリンク】
今回は「6つのルール」および「18の書き方」の解説の続きです。ルール1~3は、前回、掲載しました。今回は、ルール4からです。
4.ルール4:視覚的に書く
ルール4とは、視覚的に内容を書くことです。
4.1 書き方9:写真や図を入れて書く
書き方9とは、内容に関する写真や図を入れて書くことです。
4.2 書き方10:強調して書く
書き方10とは、重要な内容が目立つようにこれを強調して書くことです。
4.3 書き方11:まとまりを持たせて書く
書き方11とは、一層明確に伝えるためにまとまりを持たせて内容を書くことです。
5.ルール5:合わせて書く
ルール5とは、複数の内容を合わせて書くことです。
5.1 書き方12:組み合わせて書く
書き方12とは、ある部品を一層明確に伝えるために部品を組み合わせて書くことです。
6.ルール6:明確に伝わる文を書く
ルール6とは、内容が明確に伝わる文を書くことです。
6.1 書き方13:具体的な文を書く
書き方13とは、文を読んだときその内容が頭の中に浮かんでくるような具体的な文を書くことです。
6.2 書き方14:意味が明確な文を書く
書き方14とは、意味が明確になるように必要な語句を忘れずに文を書くことです。
6.3 書き方15:能動態の文を書く
書き方15とは、書き手が“考えたこと・判断したこと・思ったこと”を書く場合には能動態の文を書くことです。
6.4 書き方16:短い文を書く
書き方16とは、簡潔でスリムな短い文を書くことです。
6.5 書き方17:肯定文を書く
書き方17とは、肯定の内容で文を書くことです。
6.6 書き方18:文法を守って文を書く
書き方18と...
- ①主語と述語が一致する文を書くこと
- ②修飾語と被修飾語の関係が明確な文を書くこと
次回に続きます。
【参考文献】
森谷仁著、「マンガでわかる技術文書の書き方」、オーム社、令和4年3月25日