1.【快年童子の豆鉄砲】とは
先ず「快年童子」の謂れですが、60歳で定年を迎えた時、それ迄の60年を“前世”としてケリをつけ、それ以降は生まれ変わったつもりで生きようと考え、生まれ変わるのだから“童子”とし、前世と同じ十干十二支が回って来ることから、一年を“回年”と名付け、回年で数えた童子と言うことで、当初"回年童子"だったのですが、一年経ったところで振り返ってみたところ、会社組織のしがらみから解放された、かってない心地良く快適なものでしたので、“回”を“快”に変えて"快年童子"になった次第です。
次の「豆鉄砲」ですが、ライフワークの結論をベースに、このサイト閲覧の皆さんに、一石を投じてお役に立ちたいとの思いからの専門家登録なんですが、石は当たるとケガをしますので、当たっても、気を引く程度で決してケガは致しません、と言うことでの“豆”で、しかも、この豆は、生です。と言うのは、外れて当たらなくても、土にかえり、芽を出し、違った意味でお役に立てるのではないかと言う期待の気持ちが込められています。
こんな思いの【快年童子の豆鉄砲】連載が、少しでも皆さんのお役に立つことを念じて、連載させて頂きたいと思いますのでよろしくお願い致します。
2.100年企業を目指す中小企業の理念経営体系
この場に発信して、現役の皆さんのご参考に供したいと考えている内容は、筆者のライフワークテーマ「100年企業を目指す中小企業の理念経営体系」の結論で、表2-1のような形で連載させて頂こうと思っています。ただ、本題に入る前に、筆者をご理解頂くために、筆者なりの仕事の捉え方(第3,4弾)、職人気質についての2事例(第5弾)、そして、中小企業にとって必須の“言語データ解析”の必要性(第6~11弾)を連載しますので、その後の連載内容ご理解の一助にして頂ければと思います。
3.中小企業が抱える喫緊の課題12と課題発生要因17に対する解決策
【快年童子の豆鉄砲】の主題は、筆者なりに認識している「中小企業が抱える喫緊の課題12」に対する解決策のご提案なのですが、表2-1に、課題発生要因17それぞれに対する解決手段(①~⑰)を基本的な考え方を付して提示します。
表2-1 中小企業が抱える喫緊の課題12と課題発生要因17に対する解決策の概要
⑩と⑮以外は、探しても直接役立つものは見当たらす、私のオリジナル(①④⑤⑥⑦⑧⑪⑫⑬)又はセミオリジナル(②③⑨⑯⑰)になっています。⑱の「基本的な考え」の欄にある、ハイパーテキスト型組織、PA法、企業内キュレーション・システム、FSF制度の詳しい説明は後述しますが、概略は次の通りです。
表2-2 ⑰の「基本的な考え」の欄の内容説明
4.おわりに
世の中にないものが殆どで、この説明ではお分かり頂けないと思...