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妄想はネガティブに捉えられがちですが、私は妄想はイノベーション創出において、極めて重要な役割を果たすものであると考えています。引き続き、妄想のすすめについて解説します。妄想をするには、それなりにエネルギーが必要になります。そのようなエネルギーを生み出すためには、それなりの心構えや工夫が必要になります。今回も引き続き、妄想を積極的に促す方法について考えてみます。
21. 妄想を積極的に促す方法(その21):図書館を活用する
本の世界は、それがどんなジャンルのものであっても、それは多いに妄想を掻き立てる源になるものです。それが科学や歴史という事実をもとにしたものでも、小説などそれこそ妄想をもとにしたものでも、妄想を刺激してくれます。
そのような妄想を掻き立ててくれる本が沢山あるのが、図書館です。同じような機能を持つのが書店ですが、書店の本は図書館のものに比べて、何十分の一、何百分の一ですし、また最近書店の数が急速に減っていて、書店のない自治体もかなりの数あるようです。また書店の本は長い時間立ち読みをすることはできませんし(私はその昔、青色ダイオード...